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令和 3年  3月 予算審査特別委員会−03月11日-02号

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  1. 留萌市議会 2021-03-11
    令和 3年  3月 予算審査特別委員会−03月11日-02号


    取得元: 留萌市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-11
    令和 3年  3月 予算審査特別委員会−03月11日-02号令和 3年  3月 予算審査特別委員会  午前10時00分開議 △再開宣告 ○委員長(笠原昌史君) 本日の出席委員は14名で全委員が出席しております。  これより昨日に引き続き、令和3年度予算審査特別委員会の審査を継続いたします。  本日は、第4款衛生費の質疑からであります。  それでは質疑に入ります。  海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 89ページ、快適な住環境と自然環境の中で旧ごみ処理場(浜中)管理事業についてお聞きいたします。  令和2年度は912万円で、地下水採取用の観測井戸が設置され、それが終わって新年度は481万円の予算がついております。  この旧浜中ごみ処理場は、ごみ処理場としての機能を終えてから何年ぐらい経過しているのか、まずは確認いたします。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  旧浜中ごみ処理場につきましては、昭和57年4月1日から供用を開始しまして、平成10年3月31日をもって埋立てを完了しているところでございます。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 平成10年からもう20年以上経過しているんですけれども、今はどういった管理を行っているのか確認します。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  埋立てが完了してからも浸出水というのが発生しますので、それを適正に処理して、河川に排出するという管理行為をしております。
     以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 多分、相当汚水が出て、汚染されているような感じだと思うんですけれども、あと何年ぐらいこの土壌改良といいますか、水がきれいになるまでかかるのか、見込みをお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  埋立て完了から20年が経過しておりまして、その間毎年のように水質検査を実施しておりました。基準が安定してきておりますので、今年度から施設の廃止に向けた作業を開始したところであり、令和2年度はまず地下水採取用の観測井戸を設置して、地下水等採取し、環境省で定められております環境基準に適合するかどうかを調査しまして、それを全てクリアしていますので、早ければ令和4年度の終わりの頃、もしくは令和5年度の初めの頃には廃止ができるのではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) まず、80ページの、地域医療対策事業165万5,000円の事業概要についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  地域医療対策事業につきましては、僻地医療のバスの関係ですとか、在宅当番医制度の関係によります予算、さらには道北ドクターヘリの活用による三次医療圏に対する予算等々を見ている事業でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) この在宅当番医制運営事業委託料124万1,000円は、どこに委託してどのような事業内容なのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  在宅当番医制への市内の医療機関、中部でいいますと羽幌町周辺の医療機関、こちらの日曜当番医に対して支払われる委託料で、留萌医師会に対して委託している事業でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それでは、このへき地医療バス運行委託料15万6,000円の委託内容をお願いいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  僻地患者の輸送に関しまして、厚生労働省から無医地区というのが指定されてございまして、留萌市でいいますと幌糠町、タルマップ、峠下町という3地区にお住まいの方が、公共交通機関を利用して医療機関に行くことが難しいと認定された地域でございます。この地区にお住まいの予約のあった方に対して、医療機関までの往復を送迎するという事業でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) これは1週間に何回とか、あと予約がない場合とかはどうなのかを教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  1週間に1回走るということになってございまして、社会福祉協議会に委託しているところでございます。  予約がない場合に関しては、その週は走らないということでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 予約する方とか、これを利用する方は何人ぐらいいるのですか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  名簿に登載されている方で約20名ほどとなってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それでは、市民がこの地域に住んでいる限り、続ける事業として捉えてよろしいんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  そのとおりでございます。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) では、次81ページ、温泉施設送迎車両運行委託料84万円なんですが、この84万円の内容はどのように見込んでいるのか。84万円を12か月で割りますと1か月7万円、それで週2回運行すると月8回といたしまして、1回が8,750円なんですが、84万円の内容の積算方法を教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  温泉施設送迎車両運行委託料84万円の内訳でございますが、実際積算をいたしますと130万円ほどという金額になります。ここから、利用料金片道150円を頂戴してございますので往復で300円、利用者の人数を差し引いた分、その金額が84万円という数字になろうかと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 「おんせんタクー留」の利用者、市民は何人と見込んでいるのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  今まで実証実験を続けてまいりまして、約15名弱という数字でございますが、多く見積もりましても15名で1回分を見込んでいるというところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) では、この「おんせんタクー留」に乗車した市民にアンケートを取ったと思いますが、そのアンケートの声では停留所の問題が一番多かったと、先日市長から御答弁ありましたが、これらのアンケートの結果をどのように生かしていくのか、お聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  現在、実証実験中でございますので、今アンケートを取り、聞きましたのは委員おっしゃいますとおり、一番多かった意見が乗降場所を増やしてほしいんだという意見のほかに、時間も若干変更してほしいというような御意見もございました。  これに関しましては、今後の本運行に当たって、どのように改善していくべきかというところの検討材料の1つになると考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 本運行は、いつからの見込みなんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  この実証実験、9月いっぱいまでということで延長させていただきましたので、10月1日からと考えてございますが、いずれにしましても、5月に利用されていない方からのアンケートも取るということになってございますので、留萌市民皆さんの意見をまとめた中で、10月1日から本運行という考えでおります。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 分かりましたが、バスに乗っている方に対しては、その旨お知らせしたほうがよろしいかと思いますがいかがでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  委員おっしゃいますとおりに、アンケートに御協力いただきました方が今60名ほどおられますので、この方々に対しまして情報発信をしていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) では、次に82ページ、新型コロナウイルスワクチン接種事業6,114万7,000円についてお聞きいたします。3月17日にシミュレーションを行う予定となっておりますが、コールセンター予約受付等業務委託料の内容と委託先をお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えします。  コールセンター予約受付等業務委託料につきましては、市民からの新型コロナウイルスワクチンに関する相談を受ける窓口を設けまして、電話での相談ができるものを設置したいと考えております。また実際にワクチンの接種が始まる頃になりましたら、電話での予約受付、またウェブでの予約受付ができるようなものを準備したいと考えております。  その中で、全体の経費として今回は、国の補助金の関係で4月から9月までの経費として、464万9,425円を計上しているところでございます。  委託先につきましては、JPツーウェイコンタクト株式会社という札幌市の業者に委託をしようと思っております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 委託先のJPツーウェイコンタクト株式会社は、札幌市なんですが、コールセンターの開設期間と業務委託期間というのはどのぐらいなのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  令和2年度につきましては、3月2日から3月31日までとなっております。  令和3年度につきましては、4月1日から9月30日までの委託期間と考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) では、次にクーポン出力案内発送委託料83万1,000円の業務内容と委託先、これはまた別になるのかお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  こちらの業務につきましては、接種の際に必要になる接種券、予診票、ワクチンの案内をセットにしまして、対象になる方に案内を郵送するための印刷と封筒への封入、封緘をして発送するというような内容になっております。  委託先につきましては、旭川市の業者を選定しております。今回、予診票の国からのお示しが、大分後半のほうに来るというような形で聞いておりまして、短時間で大量の印刷ができるところということで、今回その旭川市の業者を選定しております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それでは次に、まずワクチン接種医療従事者、次に65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、高齢者施設の職員、60から64歳、その他の人と順次接種をしていく予定だと思いますが、シミュレーションした限りではワクチンが順調に入ってきた場合、どのぐらいの期間で終了するとお考えなのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。
     それに関しましては、3月17日に予定しておりますシミュレーションの中で、1日当たりにどれぐらいの接種が可能なのかを見極めて3月末をめどに、留萌市における実施計画を取りまとめいたしまして、全体の期間を決めていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 国からのワクチン供給予定量が不足しているため、北海道ではワクチンの配分方法が問題になっております。北海道は接種に向けた体制が取られている市町村を優先することを検討しているという新聞報道がございましたが、留萌市の場合接種に向けた体制整備はどの程度図られているのか、順調なのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  留萌市における接種の体制につきましては、市長からも答弁があったとおり、留萌医師会等いろんな機関からの協力を得ながら、体制が徐々に出来上がっているところでございます。  今回、北海道で、国から4月5日以降に道内に順次発送される、65歳以上の高齢者に向けた新型コロナウイルスのワクチンが、道内22か所の自治体に配分されることになるということで報道されたところですが、留萌市につきましても、今回この先行のワクチンが配分されることとなったところであります。  市といたしましては、まだ先ほどお話しした計画の中で決めることにはなってきますが、一応の予定として、高齢者施設内において新型コロナウイルス感染者が確認された場合にクラスターが発生する可能性が高いことから、施設内における感染予防とクラスター発生のリスク回避を目的としまして、市内の高齢者施設において先行してワクチンを接種したいと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それでは84ページ、新型コロナウイルス感染症防止リスク軽減等支援助成金129万1,000円の事業内容をお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  65歳以上の高齢者の分と、基礎疾患をお持ちの方の、この予算を新年度に見込んでいるというところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 65歳以上の方と基礎疾患を持っている方の感染症防止というのは、どのような内容なんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) この事業、民間PCR検査に対しましての支援事業ということでございます。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それではその効果について、どの程度期待されるのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  生活をしています身近な場所で感染者が発生した場合、濃厚接触者に指定されない限り行政PCR検査を受けることができないというところでございますので、やはり同じ空間に私もいたんだという方に関しては、不安になるだろうと思ってございます。  この不安をなくすために、御本人が選択された民間PCR検査を受けて、陽性ではないと、リスクは低いということが立証されたら、市民の安心を早めに確定させることができるだろうという効果をみているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) このPCR検査のキットというのは、各個人、自由にどこからでも手に入れてもいいのか、または市が、こことここから用意してくださいというのか、それをお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  キットに関して、例えばここではっきりしておきたいのが、ドラッグストアとかで売っているキットに関しましては、厚生労働省としては信憑性を確認していないという通達が出ておりますので、検査センターにおけるPCR検査というのを私どもお勧めしてございます。  ですから、御本人が選ばれたところ、ネット等々開きますといろんなところございますので、その部分で検査をしていただくということを、まずは電話で御相談いただければ、キットだけでは駄目なんですけれども、検査センターに出す検査でお願いしたいという話を御説明しまして、好きなところでという話にはなりますが、どこがいいか分からないという場合は、御紹介はできると考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) この助成金の対象になる方は、例えば、もう感染した可能性があると自分で思っていて、それが対象になるかどうか分からないので、保健福祉センターはーとふるに電話して、対象になるということが分かってから購入するということですか。  市の助成金を受けられるかどうか対象になるかどうかを、まずはお知らせしていただけるということですね。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  まさにそのとおりということでございますが、買物に行って、ひょっとしたら陽性の人と擦れ違ったかもしれないとか、そういう漠然とした話ではなくて、身近なところで同じ公共施設を利用していたとか、確実に同じ会議に出たとか、だけれども濃厚接触者にならないという場合に、それらを電話でお話しいただければ、私どものほうで、それでしたら対象になりますとお答えするというイメージを持ってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 次に85ページのクールチョイス事業について、地球温暖化対策活動推進業務委託料94万2,000円についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  クールチョイス事業のうち、地球温暖化対策活動推進業務委託料というのは、平成30年度から市で実施しておりますクールチョイス事業のうち、小学校に出向きまして、実際にそのクールチョイスの内容や温暖化の関係ですとか、そういう部分の出前授業を実施しておりまして、その分の事業内容ということで計上しております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) この委託先というのは、前回は札幌市のNPO法人だったと思うのですが、令和3年度はどこの委託先なるのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  平成30年度から今年度の3か年を札幌市のNPO法人にお願いしておりまして、こちらはもともと教師を勤められた方が、その後環境省の環境アドバイザーになっており、石狩市だとか江別市などで実績があるということで、こちらに委託をしております。令和3年度につきましても、同様にお願いしようかと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) この事業はいつまで続く見込みかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  留萌市としてクールチョイスの宣言をしておりますので、実際温暖化に関する事業というのは内容は別として、今後も引き続き続けていかなければならないかと考えております。  例年、環境省の交付金を活用して事業を実施しているんですけれども、令和3年度につきましても、環境省が予算要求をしておりまして、通常であればまた4月もしくは5月頃に募集があると思われます。そういう募集があったら、また市としても、応募をしたいと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 平成29年に留萌市がクールチョイス運動に賛同する宣言をしてから実施している事業だと思いますが、この事業内容だけでこの94万2,000円の予算となるのかお聞かせください。  子どもたちに対しての出前授業だけで、この金額なのか、ほかに入っているのかお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  当初計上しているこの94万2,000円というのは、小学校での出前授業だけの予算でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) 先ほどの鵜城委員からの御質問にありました、「おんせんタクー留」のところで1つ訂正をお願いしたいと思ってございます。  10月1日から本運行という表現をさせていただきましたが、実際は9月30日までが試験運行であると。それに対して10月1日からは違うということを表現いたしましたが、本運行が決定しているというものではないということで、お間違いのないようにお願いしたい。訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) それでは82ページ、特定不妊治療費助成金ということで、120万円が計上されておりますので、前年度何人が申請しているのか確認いたします。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  特定不妊治療に関しまして、昨年度につきましては、7件の助成件数が現在まであるということになっております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今7件という言い方だったんですけれども、それは何人が申請して、1人の方が3件かもしれないしということなので、実数を教えていただけますか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  申請者数につきましては、5人の7件でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) これについては、これまでも多くの女性が望んできた助成でございますので、まだまだ周知を含めてこれからという感じがいたしますが、この申請に関しては北海道の助成もいただいた方、ある意味そこら辺が分からない人が非常に多いという気がいたしまして、この助成に関する問合せというか、相談件数というのがあったのかどうかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  一番初めのといいますか、初期段階の御相談に関しましては、全て北海道で受けていただいているということになります。  といいますのも、病院にかかりまして治療いたします。その病院が紹介する先が北海道の特定不妊治療の窓口ということになってございますので、そこで一番初めの相談をお受けすると。それによって道庁は、留萌市にお住まいの方に関して、留萌市でもこういった制度がありますというアドバイスをしていただくという仕組みでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) ホームページには掲載されておりますので、そこを見ると若干分かるのですが、先ほど5人ということで御答弁ありましたけれども、こういった悩みを持つ方について、私の知っている限りでは、そんな人数ではないと認識をしております。  大体私が知っているだけでも何人もいる。その方たちが申請したかどうかというのが分からないんですけれども、PRという言い方はしたくないんですけれども、不妊治療に対して留萌市も北海道の助成を受けた方という条件はありつつも、不妊治療というのは高額ですから、もう少し情報提供したほうがいいのかと。ホームページだけではなくて、何かしらの方法はないのかという気がしておりますけれども、この辺に関しては所管として十分であると思っているのかお聞きをします。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  今委員のほうからも表現、難しいところがあるというようなニュアンスを感じ取ったわけなんですけれども、現実、非常にナーバスな問題でございますので、私ども大々的にPRというよりは、医療機関から困っている方に対して確実に周知徹底をしていただきまして、都道府県、そして市町村でということを御紹介をいただいているとお聞きしてございますので、留萌市からのこれ以上の積極的なPRというのは、現在考えていないところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 1つできることとすれば、今御答弁の中でもありましたように、医療機関、留萌市でいくと留萌市立病院ということになりますので、そこら辺の情報というのは、しっかりと留萌市立病院のほうから提示していただくような、そういう働きかけというのを所管のほうからお願いしたいと思います。  同じページの新型コロナウイルスワクチン接種事業について、実施計画に沿ってワクチン接種が始まっていくという御答弁をいただきました。  先日、道立羽幌病院で医療関係者の接種が開始されて、留萌市立病院では15日からということで発表がありましたが、なかなか先行的にワクチン接種といわれても、医療関係者の中でいろんな順番があると思います。そこら辺が分かりづらい。
     例えば、留萌市立病院で始まる、市内の開業医はどんな順番でいくとか、それぞれの病院で接種すると思うんですけれども、その後は先ほどの高齢者の福祉施設なのか、そこら辺の順番が全く分からないんです。  ざっくりとは分かるんですけれども、留萌市立病院でも、やはり何百人といると、誰が先行されるのかということが、非常に大きな問題になると思いますので、そこら辺どういう考え方なのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  ワクチンの接種順位につきましては、国のほうで順位が位置づけられておりまして、まずは医療従事者等の接種ということで始まっています。その中でも先行接種ということで、幾つかの病院を選定した中で、接種が始まっておりまして、さらに今、優先接種に進んでいると伺っております。  こちらの医療従事者等の接種につきましては、北海道が接種の調整をしておりまして、私どもに入ってきている情報も委員と同じように、留萌市立病院が15日から接種が始まるということは伺っておりまして、ただ、市内における医療機関につきましては、まだ接種の御案内がないということを聞いているところであります。  この次に来るのが、高齢者の接種になりまして、さらに基礎疾患のある方、そのほかに高齢者施設等、その後にさらに一般の方へと続いていくのですが、今回市に配分される予定のワクチンの量が、ファイザー社製のワクチン1箱ということで、その1箱分でいきますと、大体約500人ぐらいのワクチンの量となりますことから、一般の高齢者の方に予約をしてもらってというのには、少ないという状況がありましたので、今回一番リスクの高い高齢者施設から進めていきたいということで、今準備をしているところであります。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) なかなかスケジュールどおりにいかないということもあるでしょうから、これ以上の質問をしたとしても所管も困ると思います。  もう一つ聞きたいのが、クーポン出力案内発送委託料というのがございますが、いつから行うんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  ワクチンのクーポン発送時期につきましては、3月の下旬を予定しておりまして、もう既に封入、封緘作業が進んでいまして、来週中には留萌市にその封筒が届きまして、そこで仕分をした上で配送したいと考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 留萌市民が、このワクチンについてすぐ接種をしていただきたいという人と、見送ろうかという人と、様子を見ようかという方がいると思いますので、本当にスタートしてみなければ分からないことだと思いますけれども、例えば予想以上に、ワクチンを接種しないという人のほうが多かった場合、そのワクチンが残ってきた場合は、どういうふうに考えていこうとしているのか。そんなことあり得ないような気がするんですけれども、余った場合、これはニュース等でもやっておりますけれども、使い切るということが大命題になりますので、そこら辺はどういう御指導が来ているのか確認します。 ○委員長(笠原昌史君) 新型コロナワクチン接種対策室長。 ◎新型コロナワクチン接種対策室長(竹内学君) お答えいたします。  ワクチンの使用につきましては、現在、国のほうで示されている部分で、1バイアルという瓶当たりで5回分の接種ができるとなっていまして、予約段階で5の倍数で予約を受け付けることで、可能な限り無駄なワクチンが出ないような方策を考えています。それでも、例えば当日に体調不良で打てないとなった場合は、国のほうからはその中で打てる方がいる場合は、それを使って打っても構わないということで指示が出ております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) それでは、86ページのコホートピア推進費の中で、医療人材交流拠点形成事業について、お聞きいたします。  この事業は、地域を理解する医療人材育成の拠点を目指して、医療、保健、看護、介護系の学生の実習フィールドを構築するということで、留萌市ならではの実習メニューの開発ということになっているのは、資料から理解をしているところです。  まず、この事業をいつから始めて、その事業の実施時期というのをどの程度考えているのかお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  医療人材交流拠点形成事業は、今年で10年目を迎えてございますので、始まりが平成23年ということになろうかと思ってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) これまで10年という非常に長い期間になるわけですが、参加した学生というのは、先ほど言いましたように、ドクターもいるし、看護師もいるし、介護系の学生でも大丈夫だということなので、これまで参加した学生というのはどういう種別になるんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  正確な資料は今手元にございませんが、9割以上が医師を目指す方々となってございまして、残りが看護師ですとか、理学療法士とか、そういう様々な医療人を目指している方々が、留萌市の地域での実習に参加していただいているというところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今御答弁にあったように、9割の学生というのは医師を目指している方ということで、ドクター養成という印象があるぐらいなんですが、今、留萌市立病院の中で、看護師不足というのは非常に大きな課題になっているということになっておりますので、そういう意味では、もっと積極的に看護師を目指す学生に参加していただくという働きかけというのが必要なのではないか。  この事業というのは、留萌市を知ってもらう、留萌市の魅力を知ってもらいながらの実習メニューということになりますので、いつか留萌市で働いてもらいたいという、そういう意味では、有効な事業だと思っているんですけれども、そういう看護師を目指す学生に、できるだけ参加していただく、そういう働きかけというのはできないものでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  医育大学からは、看護師もさらに受入れをお願いしたいという話は実際にはございます。しかしながら、留萌地域としまして、看護師の実習先といいますか、体験先というところがうまく見つかっていないというのが実態でございまして、私どもとしては、今以上に、委員おっしゃるとおりに受入れは進めていただくよう、地域とも協議を進めたいと思ってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 受け入れる、その講師になってくれるという母体であったり、またはその指導者のいるところ、私はイメージ的には、留萌市立病院の中で、ある意味完結できることなのかと思っていたので、看護師の学習メニューを考えたり、受け入れてくれるところが少ないというのは、意外という感じがしたんですけれども、これまでそういう課題があるのであれば、所管として何か方策というのを考えなかったかどうか聞きたいのですが。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室長。 ◎市民健康部長・コホートピア推進室長(島田泰美君) お答えいたします。  今、課長が答弁いたしましたのは、看護実習という部分のくくりであったのではないかと思います。  今、委員から質問があったのは、あくまでもコホートピアという、札幌医科大学の地域医療実習という観点からいきますと、1年生や2年生というまだ早い段階でこちらに来ますので、そういう実習受入れという体制が必要ということではないということで御理解いただきたいと思いますし、その辺を考えますと、まず地域のほうに来ていただいて、この留萌地域の地域医療の実態を学生のうちから見ていただくというのは、非常に有効な事業だと思っておりますので、その辺につきましては大学とも、意見交換をしながら詰めていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) いずれにしても、このコホートピアの中で進めているこの事業の中における学習、人材育成と、看護実習というのは、別の事業だということが今分かりましたので、これでこのことについては終わりたいと思います。  この事業、10年間ということですので、相当成果が出てきているということが期待されるわけですけれども、どういった成果が出てきているのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  この10年間で、特に札幌医科大学と連携協定を結びまして、毎年のように受け入れてきているという実績でございます。  1年間に30名ほどずつ受け入れてございますので、単純計算をしますと、この10年間で300人を超える方を受け入れてきたと。  それで今室長からも御答弁ありましたとおりに、この地域の医療の実態、生活の実態を見ていただいているというところに関しては、医師になった段階で、ここで学びたいという思いも、学生たちに生まれているとお聞きしてございますし、まさに現在、留萌市立病院に、2名の研修医として働いている方もおられると聞いてございますので、今後続けていく中で、こういった大きな成果がどんどん花開いてくるだろうと期待しているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 昨年はコロナ禍ということで、なかなか受入れの実習というのが難しかったという想像ができるのですが、新年度に関してはどのような実習メニューを考えていこうとしているのか、分かっていたら教えていただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  現在、私ども予算を策定する段階におきましては、ワクチン接種も進んでいき、札幌・留萌間の移動というところにも、ひょっとすると制限はなくなるんではないかという大きな期待を寄せまして、医育大学ともこれまで同様に、地域で受入れができるような準備を進めたいと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) これまでの答弁を聞いていると、必ずやこの事業は長く継続できるという期待があるんですけれども、所管としてこの事業については、どのような展望を持っているのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  道内医育大学の学生たちの地域実習地としまして、留萌市で学生を受け入れる、そして先ほどから申し上げておりますとおりに、留萌市という場所が圧倒的な都会でもないし、圧倒的な田舎でもないという、北海道に多い町と言えるかと思いますので、こういうところで地域を見ていただくということで、地域を理解した地域人の育成を今後とも図っていきたいという思いでおります。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) もう1点、88ページ、クリーンステーション整備事業、これは簡潔に聞きたいと思います。  この事業が始まって数年たっておりますけれども、整備の進捗状況をお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  クリーンステーション整備事業につきましては、今鉄製のステーションが約300基ほどございまして、そのうちここ何年かで修繕が必要だろうというのが70基ほどありました。  実際、令和元年度と今年度でそのうち24基を修繕しておりますので、大体4割ほどが更新されたというふうになっております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) クリーンステーションですので、次から次と修繕が必要なものが出てくるということで理解をするわけですが、クリーンステーション整備事業が完結までいかなくても、ほぼ終了するのではないかという時期を教えていただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  ここ数年で修繕しなくてはならないというクリーンステーションが、全部完了するのがあと四、五年はかかるだろうと思います。ただ、今のごみ処理の収集の形でクリーンステーション方式になってから、もう20年以上経過して、その当時に比べ人口が減少しておりまして、例えばクリーンステーション1基で使う世帯数も減少しているところもございますので、今後は各町内と話をして、例えばそのクリーンステーションを集約できないのかとか、その部分の話合いも必要かと考えているところです。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 理解はするのですが、今回は高齢者の世帯へのごみ支援ということも始まったぐらい、ごみを持っていくという行為がなかなかできない人が増えているというまちの現状の中で、クリーンステーションの集約化というのは非常に大きな課題があると思いつつ、所管としてはいろいろな体制の中で、そういった環境の変化に合わせて整備しようということで、今お話を伺いましたので、集約化されていくということについては、慎重に協議をされたほうがいいという気がいたします。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) それでは84ページ、(7)新型コロナウイルス感染症防止リスク軽減等支援助成金について、この金額なんですけれども、たしか2本立ての制度というふうに、一般質問の中で市長の答弁あったかと思うんですが、介護事業者職員及び高齢者施設向けの制度の予算ってこの中に入っていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 介護支援課長。 ◎介護支援課長・地域包括支援センター長(石塚隆君) お答えいたします。  まず、御理解いただきたいのは、国は高齢者施設の入所者及び従事者へのワクチン接種を4月上旬から開始としていたことに加えまして、国は、医療機関、高齢者施設等における無症状者に対する検査につきましては、全ての都道府県や、保健所の設置市に積極的な検査の実施及び徹底を11月から既に4回ほどにわたり要請しているところでございます。  このため、北海道の実施すべき事業との考えもございますが、当市におきましては、北海道に先行しまして制度を設け、必要があれば新年度予算に計上している、この新型コロナウイルス感染症防止リスク軽減等支援助成金の柔軟な活用も視野に入れさせていただきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 北海道の取組によっては、ひょっとしたら、事業所からすぐ北海道に申請してという可能性もあるという押さえでよろしいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 介護支援課長。 ◎介護支援課長・地域包括支援センター長(石塚隆君) お答えいたします。  北海道に先行して、市といたしましては制度を設けておりますが、医療機関、高齢者施設等のPCR検査につきましては、都道府県が実施するよう国が要請していることから、北海道の事業展開も考慮しながら、対応してまいりたいと考えてございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に86ページの(4)地域リスク介入研究推進事業委託料の事業の内容について教えてください。
    ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  地域リスク介入研究推進事業委託料につきましては、NPO法人るもいコホートピアに委託をしまして進めている事業でございまして、地域リスク的に生活のハイリスク者であります高齢者に対して、医学的な視点によって栄養実態調査ですとか、健康診断など、様々な調査分析を行いまして、実態を把握した上で適切かつ効果的なアドバイス等々の対応を進めているという事業でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) ということは、65歳以上の独居高齢者については、全ての高齢者を把握しているということになっているのですか。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  まさにそのとおりでございまして、留萌市には1,500人ほどの独居高齢者の方がいると。地域的にも、ここの地域に多いというような実態も、私ども名簿として管理してございます。悉皆名簿といわれる名簿に関しましては、北海道内では私ども留萌市だけではないかと自負しているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) ということは、その名簿と市で行っている高齢者のいろんな施策を結びつけた状態で、市も事業が行えるということになっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  留萌市の高齢者施策に活用できる名簿ということで、御要望があれば提供してきているところと、さらには、優先避難者に対しましての独居高齢者としまして、助けの手が必要だというところに関しても、この名簿を使用しているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 毎年それを更新するためのお金が、ここにも計上されているという押さえでいいですか。 ○委員長(笠原昌史君) コホートピア推進室次長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  そのとおりでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) それでは次に、87ページの(6)、(7)に、水道事業会計についての項目があるんですけれども、内容についてお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  まず水道事業会計負担金につきましては、藤山町に一般廃棄物処理施設を建設する際に、地元協議会との覚書に基づきまして、上水道の整備をしておりまして、まず上水道の整備に係る水道事業で発行されました公営企業債の償還金の利子でございます。  水道事業会計出資金につきましては、同じく水道事業が発行いたしました公営企業債の元金の負担金ということになります。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次89ページ、ごみ収集支援事業というのがございますけれども、新しく行われる事業かと思いますが、周知の方法についてお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  この事業に関しましては、施行は6月1日から予定しておりますけれども、事前に係る申請等につきましては、この条例の交布後にすぐ行えるようにいたしまして、広報につきましては、簡単なPR用のパンフレット等作成しまして、それで留萌市の広報誌ですとか、4月から町内回覧も復活すると聞いておりますので、町内会の回覧ですとか、地域FMラジオ、そういうものを通じて、広報に努めていきたいと思っています。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 81ページの風しん抗体検査委託料についてお伺いします。ここに金額があるんですが、これは何人分ぐらいを想定した金額になっているんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  風疹の追加対策の御質問と考えてございます。本年度御案内をしようとしている人数に関しましては、2,300人余りを予定しているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) その下に風しん追加対策分予防接種委託料の金額があるんですが、これは何人ぐらいを想定されているんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 暫時休憩します。             午前10時59分休憩  ─────────────────────  午前10時59分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。  保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) 風しん追加対策分予防接種委託料につきまして、94名ということでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 令和2年度に比べますと、かなり金額は少なくなっているんですが、それだけ予防接種が順調に進んできたと受け止めてよろしいでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  当初私どもで見込んでいたほどの順調な進み方ではないというのが実態でございますが、実際に予算計上させていただいたものに関しては、今までの経過にプラスアルファをしまして、期待値も含めた数字ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 期待値ということなんですけれども、令和2年度は何人ぐらい予防接種を受けられたかお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  令和3年1月末現在の数字ということになりますが、実際のところ抗体検査を受けていただきました方が255名でございます。そのうち陽性者が55名ということになってございますが、予防接種を受けていただき、さらに減りまして41名と、75%ほどの方に受けていただいているという実態でございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) それでは、82ページの特定不妊治療費助成金についてお聞きしたいと思います。  先ほど他の委員からも質疑がありましたが、令和2年度と令和3年度の予算額が同じ金額になっています。今年の1月1日から事業が拡充されて、助成額が1回30万円とか、所得制限が撤廃されたので、対象になる方、希望される方が増えるのではないかと予想されるんですけれども、昨年と同じ予算で大丈夫なのかということを心配するんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  国の制度としまして、そのような拡充という話でございますが、留萌市としましては、単価等々に変わりはないという状況で考えてございまして、まずは昨年と同じ予算で計上させていただきました。これで上回るという事態になった際には、補正のお願いをしたいと思ってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 81ページの温泉施設送迎車両運行委託料について。利用している人は喜んでいると思いますが、逆に温泉側は、いつもどうもありがとうございますと喜んでいるのか、それとももう少し増やせとか、もっと連れてこいとか、どちらを言っているんですかね。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  温泉側に関しまして、私どもも入浴施設としてお願いしている立場も一方にはございます。温泉側からは、本当にありがたいというお話をいただいてございます。それ以上のもっと足りないとかという話はございません。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 温泉側もありがたいと思って利用してもらっているなら、少し負担しますよとか、そんなことはないですかね。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  温泉側に関しましては、営業上の問題で送迎バスを廃止するという話、企業側の思いはございました。そこに私ども留萌市としましては、公衆衛生の問題で、入浴できない方がでてくることを非情に危惧しまして、「おんせんタクー留」を走らせるという施策の試験運行を始めたというところでございます。その部分に私どもからお金をよこせとか、そういう話はしないということでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) この予算とあと持ち出しで、お客さんが150円だか負担していると思いますが、同じ温泉ばかりでなくて、お客さんから徴収している以上は、留萌市は隣町と仲よくしないとならないので、たまにお客さんの意見聞いて、隣町の風呂へ行きたいとかという人もいると思うんで、利用者がお金払っている以上は、同じ場所ばかりでなくて、隣の町に行くとか、そういうこともしてもいいと思うんですが、どうですか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  先ほども御答弁申し上げましたとおりに、あくまでも公衆衛生で、入浴する機会がなくなるという方を危惧しての施策でございますので、温泉を愛する方々のそこまでの施策ではないということで御理解いただければと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) そういうのも分かりますが、せっかく利用してもらって、たくさん使ってもらえたら、お金を使っている以上、風呂に行きたい市民に利用してもらわないとならないんだから、たまには秩父別温泉「ちっぷ・ゆう&ゆ」とか、「ほろしん温泉ほたる館」とか、負担してもらっている以上は行くとか。あと足りない分は、留萌市応援基金があるんだから、それを使って、利用している人に喜んでもらうようなことを考えてください。  どうですか。 ○委員長(笠原昌史君) 保健医療課長。 ◎保健医療課長コホートピア推進室次長(堤一隆君) お答えいたします。  留萌市としましては、留萌市行政区域内にあるところの応援ということも含めまして、拡大ということについては考えていないとお答えさせていただきたいと思いますし、今委員おっしゃいましたとおりに、例えば隣町のとか、そういうところになった場合は路線バス等々もございますので、ぜひとも路線バスを御利用いただきまして、お願いしたいと思ってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第4款衛生費の質疑並びに関連する議案第18号の審査を終了いたします。  第5款労働費の質疑に入ります。  暫時休憩します。             午前11時09分休憩  ─────────────────────  午前11時09分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。
     小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 90ページの(5)地元若者人材育成事業の内容についてお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  地域内で地元の若者の人材育成を進めることにより、若者による地元まちづくりへの参画、さらに地域への定着や、地元雇用の促進を図ることを目的といたしまして実施している事業でございます。  事業内容といたしましては、総務省の地域力創造アドバイザー制度を活用いたしまして、地域外からアドバイザーを招聘し、地元高校生が学校活動において、企業体験や商品開発など地域ビジネスの創出を学ぶ場を支援するものとしているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 商品開発ということは、市民にも商品として売るということも想定された事業となっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  旧千望高校において、過去にも商品開発を実施してございますし、一昨年、かずもちゃん焼きというものを作成いたしまして、市民に販売といった経験をしていただくということも実施しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) これ委託料となっているんですけれども、委託先はどちらになりますか。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらは、一般社団法人未来の大人応援プロジェクト代表の岸川政之様に委託しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) ここで高校生が一生懸命開発したものとかの、発信をするということもこの予算の中に含まれているのですか。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  商品開発のみの事業ではなく、例えば、先ほど申し上げましたかずもちゃん焼き等につきましては、私どもも協力したりしながら、市内イベント等で情報発信等をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 90ページの地元若者人材育成事業というのは、地域外からアドバイザーの方を招聘して、今回留萌市は地元高校生のサポートということで、商品開発、それからビジネスを学ぶ、若者の人材育成、雇用促進と、多岐にわたる目的がありますが、まずこの事業の実施年次をお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  平成30年度から実施しておりまして、基本的には地域力創造アドバイザー制度、こちらの100%特別交付税対象事業につきましては3年間ということで実施してございます。  令和2年度は、コロナ禍において事業実施できなかったことにより、令和3年度までを一応3年間として実施しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) また、多岐にわたる目指すべき成果というのがあると思うんですが、商品開発ということで今、かずもちゃん焼きの名称が出てまいりましたけれども、そのほかに商品開発、研究、どういうことが行われてきたのか確認いたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらの事業のみならず、留萌高校の特に情報ビジネス科で事業を実施しておりまして、今年度につきましては、例えば3年生が課題研究等で留萌管内の食材を使用したスイーツの作成等のアドバイスをいただいたり、商品開発だけではないんですが、プロジェクションマッピング等の勉強をしながら地域に何か貢献できないかというものを実施しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今、プロジェクションマッピングという名称が出てきましたので、このことについてはこれからの期待値として、まちづくりの中で高校生が主体になるのか、地元若者が主体になのか分かりませんけれども、こういった1つのツールを使ってのまちづくりというのが想定されるのか、そこまでのスキルを学んだのかどうかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  プロジェクションマッピングの作成につきましては、今年度から様々なアドバイスを受けながら、生徒たちに取り組んでいただいて、まだそこまでのスキルが上がってはいないんですが、今後これらを継続していく中で、例えばまちづくりなり、イベント、さらには地方に出向いて何らかのPRに活用できればという考えを持っているところです。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 次に、ビジネスを学ぶ機会ということも大きな目標でありましたので、どういったビジネスを学ぶことができたのかを、所管としてどのように捉えているのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  ビジネスを学ぶ機会というところでございますが、先ほど申し上げましたかずもちゃん焼きの商品開発を通じて、市外のイベント等で販売したり、製作に当たる資材の調達とか、そのようなものを高校生が自分たちで実施するといったところを進めてきたところが、ビジネスの一歩だと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今回地域外からのアドバイザーということで、先ほど一般社団法人未来の大人応援プロジェクトの岸川先生の名前が出てきました。  岸川先生というと高校生レストランが非常に有名な方でございますけれども、地元留萌市でこの高校生レストラン的なものができるかどうかという、そういった取組というのがあったのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  岸川先生がプロデュースいたしました高校生レストラン、全国的には有名なんですが、三重県の相可高校というところは食品関係の学科がございまして、そちらの事業の延長といいますか、それを実施されたものと考えています。  留萌市内の高校におきましては、既存の学科が、情報ビジネス科、電気建築科、普通科の3学科ございますが、こちらのほうでできるものということを考えているところでございまして、現状としてはレストラン等については考えていないということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 期待をしていた部分がございまして、やはり道の駅るもい等、いろいろ観光に力を入れていこうとする留萌市内にあっては、ネーミングは高校生レストランとなるかどうかは別として、高校生が主体となった飲食の提供というのが、非常に全国的にも注目されているところかと思いますし、他の地域でもやり始めているので、そういう意味では期待が大きかったのですが、それは全くそういう可能性がないということでもう一度確認いたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  例えば、今委員おっしゃるように、道の駅等でレストラン出店というのは今のところ難しいかと思いますが、高校生が開発いたしました商品の販売、その他の事業につきましては、今後の可能性はあると思いますので、その辺も含めて検討したいと思います。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 先ほど課長の答弁の中で、この事業というのは3か年ということでございましたが、留萌市にとって3か年ということなのか、または継続して、これは国の補助事業になりますので、国の補助がなくなった時点でこの事業が終了なのか、または引き継いで留萌市単独として考えているのかお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらは3か年と国からの特別交付金の期限が決まっておりますが、せっかく事業を展開していく中で、留萌市に高等教育機関がございませんので、地元高校生が卒業後、都会等の大学に出て、また戻ってきたり、高校からそのまま地元に就職していただくなり、目的もございますので、何らかの形で引き続きこれらの事業を継続してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) それは期待をしたいと思います。国からの交付金という名称になりましたけれども、交付金をいただける期間だけ事業を展開するということではなく、それをきっかけとして、若者人材育成を進める1つのツールとして、たくさんの取組がございますが、1つの方法としてこれは残していったほうがいいと思います。  もう一つ最後にお聞きしたいのは、去年はコロナ禍でなかなか開催できなかったということですが、新年度の展望も含めて、最近、岸川先生が留萌管内の高校でもそういった指導というか、アドバイスというかしているということもございますので、これが留萌市単体の事業ではなく、広域的な流れになるのか、それも踏まえてお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  岸川先生の団体につきましては、ソーシャルビジネスプロジェクトと言いまして、全国の高校とつながって、様々な事業展開をしながら、高校生も見聞を広げていくというものでございます。  委員おっしゃるとおり、岸川先生におかれましても、管内の高校との連携を模索しているようでございますので、管内の高校と留萌高校も含めた中で、さらにこれら事業の展開を広めていければと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第5款労働費の質疑を終了いたします。  第6款農林水産業費の質疑に入ります。  暫時休憩します。             午前11時22分休憩  ─────────────────────  午前11時22分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。  戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 93ページの(2)留萌南部衛生組合負担金(有害鳥獣処理施設分)の金額なんですが、昨年度と比べて大分増えているんですけれども、その要因というのはどういうことになるでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  留萌南部衛生組合で施設を設置しております有害鳥獣処理施設の管理経費、主に焼却炉の修繕の実施と、それから委託料の人件費の増が主な要因と聞いております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 今、管理経費ということで、人件費とか焼却炉の関係ということが分かったんですけれども、搬入するものの量が影響してということではないということは、浦臼町に、例えば狩猟で捕った有害鳥獣を運んだ場合に、量が減って経費が節減できるのではないかということを期待していたものですから、その量とは関係ない固定費みたいな感じということでいいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  実際これは南部衛生組合の実施事業ですので、詳しい答弁というのはできないんですけれども、頭数の増加によって金額が変わるという話は聞いておりません。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 92ページ、スマート農業推進事業についてお聞きします。  昨年も私お聞きさせてもらったんですが、昨年先進地の視察ということで、長沼町と士幌町に伺うという話がありまして、今回は予算額が12万6,000円なんですが、そういった視察、昨年できたのかどうか、まずお聞きします。
    ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  スマート農業推進事業ということで視察予定しておりましたが、コロナ禍ということで先方からもお断りされましたので、昨年は視察を中止いたした次第でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) ということは、昨年行う予定だった基地局とか、そういったものを視察するということを、今年やるというような内容なんでしょうか、まずお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  令和2年度につきましては、視察は中止した次第なんですが、ホクレンによる実証試験というものを、6月17日、幌糠町のJA南るもい農業協同組合支所において、利用者も含めて実施したところでございます。  なお令和3年度におきましては、さらにその先進地、どんな取組をしているかということで視察を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 先の話になるかもしれませんが、水稲でスマート農業を活用したいというお話を昨年お聞きしたんですけれども、そういった流れでこの地域においては、水稲の事業にこのスマート農業を活用するということでよろしかったですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  基本的に、水稲によるスマート農業化ということで考えております。  9月の補正の段階におきまして、地方創生臨時交付金を活用した中で、まずGPS基地局整備事業費補助金を計上させてもらいました。2月の段階で、幌糠町のJA南るもい農業協同組合支所に設置されたということで、現在のところ約4名の方が、基地局を活用した中でスマート農業、トラクターの自動操舵化というものが可能だということになります。  まずはこの水稲で、スマート農業というのを徐々に進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 4名の方がこれを活用するということなんですけれども、トラクターなんかが基地局を使って実際にやるという事業が、新年度から行われるという認識なんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  まず、この4名の方が所有しているトラクターというのが、スマート農業に対応した自動操舵というものが既に完備されているトラクターだと把握しております。ですから、GPSの位置情報の基地局ができたということで、実際に使えるというような状況でございますから、それをどう運用していくかということにつきましては、行政も含めた中で、今後具体的な策というのは、一緒に考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) ということは、今年の春から、もしかしたらそれが稼働しているのが見れるということなんでしょうか。お聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  具体的なお話になりますが、まずトラクターにはそういう機能がもう完備されていると。ただ、実際に自動操舵ということになりますと、ホクレンが開発しているシステムがございますが、スマホを活用した位置の補正システムというものに今後登録されて運用していくという格好になるかと思います。  登録状況につきましては、今後個人の農業者で判断されるかと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 92ページ、(9)新規就農者支援事業なんですけれども、昨年の667万円から今年度234万円とぐっと減っているんですけれども、理由を教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  新規就農者支援事業の事業費の関係でございますが、まず1つに、令和2年度新規就農されて3年目の方への資材等の設備投入支援ということで300万円程度計上しておりました。これが本年度なくなったということと、令和2年度の段階で就農してから5年目の方に対する支援なんですが、この制度自体就農してから5年間ということでございますので、今年度は6年目に入るということで、150万円ほど支援額が落ちているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 今年の新規就農者というのは何人かいらっしゃるんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  今年度新規就農者ということで、まず就農して1年目の方と、新規就農ではなくて、新規就農者になるべく研修生というんですか、予定者という方、2名ほど予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 合わせて3名分のためのお金が、ここに予算としてついているということですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  先ほども御説明させていただきましたが、就農してから5年間の支援ということになります。ちょうど令和3年度で5年目の方が2人、それと2年目の方1人。これは雇用されている方なんですが、1年目の方、合計で7名分の支援ということになります。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 現在7名分の支援ということですね。その7名の方の就農の分野というのを教えてほしいんですけれども。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  花卉が2名、水稲が1名、それと研修生ということになりますから、恐らく水稲ということになるかと思いますが、研修生がいるという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次ですけれども、97ページ、林業振興統括事業なんですけれども、昨年度が32万5,000円なんですが、今年度98万2,000円ということで、新しい項目もあるようなんですけれども、この理由についてお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  林業振興統括事業の増額した部分という御質問かと思いますが、まず1つに森林整備担い手対策推進事業負担金という事業につきましては、令和2年度までふるさとの森育成事業補助金という事業の中に含まれていた事業ですが、今回この事業の組替えをしたという内容でございます。  次に森林認証協議会負担金ということで、これは新規事業でございまして、まず森林認証という内容でございますが、例えば環境に配慮した適正な森林整備を実施するという内容で、第三者機関から認証をもらうという制度でございます。  今後、留萌管内の森林におきまして、広域で森林認証というものを取得するということで進んでいる内容でございますが、そこに関わる管内市町村、それと幌延町とあと4森林組合のほうで協議会を設立した中で、この森林認証の取得と管理という経費を負担するという内容になっております。これに対する負担金ということで計上しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 協議会というのを、新しくつくるということになるんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 令和2年度に協議会設立に向けて、いろいろと準備会とか進めてきております。設立につきましては、令和3年7月を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 認証されることによって、何かよいことがあるんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  認証を取得したということで、そこから出される木材が特別高い引取りをされるというようなことではないと思いますけれども、あくまで今、社会的にいろいろ環境に配慮をされた問題がある中で、この認証を取るということが、この林業業界においてもスタンダードになってきているというところもございますから、適正な管理をしているという意味合いで取得するというようなことになっております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 引取りとか、売ったりするときに、そういうのがあったほうがちゃんと管理されている森林ですということになることが分かりました。  次なんですけれども、98ページ、(6)森林経営管理事業なんですけれども、ここも昨年度751万4,000円なんだけれども、今回164万8,000円ということで、この減額の理由を教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  森林経営管理事業の内容だと思いますが、森林経営管理法という法律に基づいて、私有林の管理を市町村が関与して整備、調査していくという事業でございます。  昨年度につきましては、荒廃している、していないというような森林現況に係る調査委託事業を700万円程度で実施した内容で、その調査が令和2年度をもって終了したということの減額でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次、(7)私有林等整備支援事業補助金というのも、昨年が348万3,000円で今回は517万7,000円ということで、ここの部分は増えているんですが、この違いについて教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  私有林等整備支援事業補助金の内容かと思いますが、この事業につきましては、私有林の整備促進を支援する事業でございまして、森林環境譲与税財源を充当している事業でございますが、まず1つに事業量を増やしたということと、昨年までは国の補助の対象にならない森林に対する支援という内容でございましたが、なかなかこの事業が進まないということで、一部国の補助の対象になる事業に対しても、上乗せ補助ということで事業量を増加したという増額でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) その整備の内容というのを教えてもらえますか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 森林整備の内容ということでございますが、まず1つには間伐、あと保育間伐、植林した際に5年間、10年間というのはある程度保育のために笹等が入ってくるものですから、そういう下刈り。あと作業道の整備、さらにはネズミ等の被害に遭わないということで鳥獣害の対策、このような事業メニューを計画しております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) もう一つ、99ページの(4)産学官連携強化事業の内容について詳しくお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  産学官連携強化事業の内容でございますが、東海大学及び公立函館未来大学と、市、あと新星マリン漁業協同組合が連携した中で地域水産業振興を図っていくという事業でございます。  事業の内容につきましては、1つに三泊町に所在しております蓄養施設を東海大学の臨海実験場という位置づけで研究拠点にしておりますが、またこれも三泊地区なんですが、学生が留萌市に研修とかで来た際に、宿泊できる施設の管理費、さらには具体的な調査研究にかかる経費ということで213万1,000円を計上しているところでございます。
     以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) これまでナマコのことをやっていたと思うんですけれども、今度新しいことをやることになっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  これまでは、ナマコの資源の増大、それと管理ということで試験研究をしてまいりました。  このナマコの増大策につきましても、ある程度技術が確立されたことから、令和2年度の段階から事業化ベースということで、これも新星マリン漁業協同組合を主体として、事業化ベースで移行したところでございます。  この後の研究内容につきましては、今、一番、地区漁業者需要のある、ミズダコの資源増大策、あと海藻類の陸上養殖の実証試験というものを計画しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今質疑がありました同じ99ページの産学官連携強化事業についてお聞きいたします。  御答弁の中で、どういった大学と連携してきたかということも分かりました。1つここで聞きたいのが三泊町にある蓄養センターについての調査が始まっているということなので、その内容について詳しくお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  新年度の主要施策の中にも、留萌市水産研究・蓄養センター整備検討事業ということで掲載させてもらっているところでございます。  これまでの大学の試験研究成果を生かした中で、今後漁業資源の増大ができるような機能、また産学官連携の中で試験研究をするような機能、さらには地方卸売市場等での水産物の販売流通の関係ですが、例えば活魚で出荷できるですとか、そういった高付加価値を得られるような販売体制ができる機能、3つの機能が兼ね備わった一体的な施設整備について、令和3年度検討事業ということでゼロ予算事業で考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 令和3年度の主要施策の中に、新規事業でゼロ予算事業ということで資料にあります。留萌市水産研究・蓄養センター整備検討事業ということで掲載されておりますが、まず資源増大策の事業化ということもありまして、先ほど産学官連携のところで、ナマコに加えてミズダコや海藻という話もございましたが、この辺については産学官連携強化事業を引き継ぐ形での、ナマコからのミズダコ、海藻という理解の仕方でよろしいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  ナマコの部分につきましても、これまで産学官連携の研究事業という位置づけで実施してきておりましたが、一定程度、技術が確立されたということで、事業化し、新星マリン漁業協同組合に事業を渡しております。  あと、この後予定しているミズダコ、海藻類についても、まずはそれが実際できるのかどうかという研究の部分を、産学官連携強化事業の中で実施をしていくという内容で考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今回の新規事業の中には、これまでになかったような調査事業が入ってくるのかという印象なんですが、先ほど御答弁にありました活魚の出荷や出荷の調整という意味が、なかなかすとんと落ちないので、詳しくその活魚出荷の調整というのはどういうことなのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  考えている施設の形態でございますが、水槽等多数配置して、栽培の部分、活魚を生かして販売の部分、それと試験研究というふうに考えております。  当然活魚の販売ということになりますと、我々行政ではなくて、地方卸売市場の流通の関係を担当させていただくということで考えておりますので、そういう資源増大策と研究、それと販売の部分、これが一体となった施設を整備するということで検討しております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 非常に留萌市にとっては、魅力的な施設になるのではないかという期待が大きいわけなんですけれども、そこで聞きたいのが、この施設が現在の三泊町の蓄養センターの後にできるのか、または違う場所にできるのか。今言った出荷調整とか物流の観点になってくると、もっと港に近いところになってくるのか。または今市場が新しくなりましたけれども、隣に造ろうとしているのか、構想がありましたら幾つか教えていただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  まず令和3年度のゼロ予算事業ということで、この後、地区業者並びに新星マリン漁業協同組合と、規模、場所含めて、具体的な内容は詰めていくというふうに考えております。  今の御質問あったとおり、活魚の販売となれば、当然流通機能施設の近隣ということが考えられるかと思いますので、所管としての候補ということでは市場の近隣ということで考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今回の一般質問の中でみなとオアシスるもいの話も出しましたけれども、いろんな観光の観点からいっても、やはりその活魚を販売できるという場所が、通常は市場で朝市などが行われるという地域が多い中で、なかなか留萌市はそれができなかったということを考えると、非常に期待の大きい施設になると思いますので、これは留萌市水産研究・蓄養センター整備検討事業、非常に皆さんの期待を持って、留萌市の発展のために、今課長から市場の付近という候補として上がっていることもお聞きしましたので、ぜひ私も賛成したいと思いますので、その場所に施設ができるように、何とか関係機関と連携しながらやっていただければと思います。  最後にお聞きしたいのが、新規事業でゼロ予算事業ということになっておりますが、システムを教えていただきたいと思います。  ゼロ予算という意味が、どこからお金が来るのかというのが全然分かりませんので、教えていただきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  あくまでこのような施設の整備の検討事業ということになりますから、令和3年度については具体的なところまで踏み込まない調整という内容で考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 93ページ、礼受牧場管理事業についてお伺いいたします。17万2,000円ということで、最小の管理事業費だとは思うんですけれども、もともとは動物を生産する場所ということで、礼受牧場が動物を生産されなくなってから、大体どれぐらいたっているのか確認をしておきます。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  この礼受牧場につきましては、まず動物を生産するということではなくて、預かるという施設で機能していた施設でございます。  平成10年度に市営牧場として開設して以来、経営してきておりましたが、財政の再建ですとか、管理できる担当者がいなくなった、それと民間のほうに運営の希望もないというような状況から、平成21年度より休止している状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 動物を生産することに関わっている場所というふうに、牧場の定義が動物生産の場所なので、市民にとっては非常に憩いの場所としても定着はしておりますし、管理することは非常に重要なことだと思うんですけれども、なかなかその牧場という部分では、将来が見えないということで、所管として、これから牧場に対しての未来があるのかどうなのか確認しておきます。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  今後の牧場としての可能性ということかと思います。先ほども説明したとおり、今の市内畜産状況含めて、畜産施設という役割は終わったということで、所管としては考えております。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 先ほど水産の部分では、随分明るい未来を教えていただきましたが、お肉の部分ではなかなか未来がないものですから、特に牧場というものに期待をするんですけれども、例えば予算から逸脱するかもしれませんけれども、鹿肉ですとかそういったところでの活用、随分エゾシカが多くいらっしゃるところなので、そういったところで活用の検討というのはされてきたのかどうなのか、お伺いします。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  この礼受牧場の中に、畜産展示施設ということで畜産館という施設も補助事業で設置しております。  先ほど畜産の役割が大体終わったというふうに答弁させていただきました。御存じのように畜産館も景勝地ということで、たくさんの観光客が訪れる施設でございます。  所管といたしましても、施設を活用した中で、いかに観光的要素で使用できるか、あと全体的な措置も含めて、どのように管理できるかということは、今後検討する課題であると認識しております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 最後に、先ほど名前が出た畜産館も含めて、国の補助が出て、いろいろな制約があったと聞いているんですけれども、その辺りの今後の見通しをお伺いして質疑を終わります。 ○委員長(笠原昌史君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  畜産館につきましては、国の公共牧場機能強化事業という国費事業を入れた中で整備しているところでございます。畜産館の耐用年数24年ということで、令和3年度末をもって、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づく耐用年数が切れるということになりますから、それまでの間はあくまで公共牧場施設ということで管理してきましたが、その後につきましては、またいろんな形で、どう管理していくかということについて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第6款農林水産業費の質疑を終了いたします。  第7款商工費の質疑に入ります。  暫時休憩します。             午前11時55分休憩  ─────────────────────  午前11時55分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。  この際、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。             午前11時55分休憩  ─────────────────────  午後 1時00分再開 ○副委員長(横田美樹君) これより委員長に代わり、副委員長の私が議事を進めさせていただきます。  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) では102ページ、観光宣伝物作成負担金70万7,000円についてお聞きいたします。  まず最初に、令和3年度はどのような宣伝物を作るために、事業費が70万7,000円組まれているのかお聞かせください。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  令和3年度予定しているものにつきましては、大きな大会等があるときにお店に飾っていただく観光ステッカーを3回分、観光PRうちわ、そのほかテレビCM宣伝費、雑誌掲載事業を含めまして、NPO法人留萌観光協会、留萌商工会議所等で分担する負担金となっておりまして、予算として70万7,000円を計上させていただいております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) これは毎年どのような宣伝物をどのように作るかなどは、どこの協議体で相談して決めているのかお聞きします。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちら作成物につきましては、市とNPO法人留萌観光協会等で協議して定めておりまして、うちわとパンフレットなども在庫状況を見ながら、作成量を決めているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。
    ◆委員(鵜城雪子君) それでは昨年度作りましたうちわなどが余っていた場合、ステッカーにしても同じデザインを増刷すれば、作成負担金が済むと考えますが、そのようなことを考えた末でのこの金額と捉えていいんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  うちわやパンフレットにつきましては、デザインが同じものを使っても問題ないということであれば、それを当然使用させていただきますが、日付等が入っているものにつきましては、その年度でなるべく使用し切るようにしております。  また、ステッカーにつきましては、それぞれいらっしゃる団体名を記載しておりますので、使い回しはできないということになっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) それでは、102ページの観光・地域ブランド力向上事業916万2,000円について、この事業の目的をまずお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  道内外における留萌観光商品PRや、市内のイベントを実施することで、留萌ブランドの知名度向上、またかずの子をはじめとした地域特産品の販路拡大等を図るものでございます。  また、道の駅を核といたしまして、新たな観光誘客に向けた観光グランドデザインの構築のため、官民連携による調査研究を今年度予算に盛り込ませていただいております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 市内外のイベントは、何回を組んだ予算になっていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  私ども職員が出向いてPR等するものにつきましては、令和3年度につきましては4事業、職員につきましては延べ11名で向かう予定になっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 昨年度におきましてはコロナ禍の影響もありますが、どのような効果が見られたのかお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり昨年コロナ禍におきまして、市外、道外、道内のイベント等への参加につきましては、かなり限られたものしか行くことができませんでしたが、留萌市のかずの子のPRといたしまして、正月の縁起物ということで、年末に東京都でPRしてまいりました。  その間、やはりリピーターの方もかなり多くいらっしゃいますので、来ていただいてよかったという声をいただきながら、事業を実施したところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) かなり成果が見られたと捉えております。  それでは、この観光ブランド向上・販路拡大PR事業委託料131万4,000円の概要についてお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらの委託料につきましては、先ほど申し上げました道内、さらに道外で行いますイベント参加の一部を委託すること、さらには、市内における観光PR宣伝事業の委託料となっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 委託先はどこですか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  市外のPR事業につきましては、現在の市内観光団体、NPO法人留萌観光協会等を想定しておりまして、そのほか現地で販売員をお願いするマネキンを雇うための委託も含めております。  また市内のイベント等におきましても、市内の観光団体を想定しておりまして、NPO法人留萌観光協会等を想定しているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 昨年は観光ブランド向上・販路拡大PR事業として611万円を計上していましたが、今年の予算では新たに観光グランドデザイン検討業務委託料として600万円が計上されています。  この業務委託の内容について、まずお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  昨年度、高規格幹線道路深川・留萌自動車道の全線開通や、道の駅るもいの開業、それを契機にこの地域へ外からの人を誘導する目的を創出するために、近年の旅行目的や、旅行形態の多様化が進んできている状況を踏まえた中での、新たな観光振興策を構築しようとするものでございます。成長する道の駅を核とした観光グランドデザインを、官民連携により検討しようとするものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 委託先が決まっていたら教えてください。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  直接の相手方につきましては、地域の観光振興を進める団体というところで、地域の観光団体を想定しているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 地域の観光団体といえば、どういうところになりますか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  まだ確定ではありませんが、例えばNPO法人留萌観光協会なりというところが想定されるところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) これ今まで全て、NPO法人留萌観光協会になっているんですが、ほかのところは考えられないのでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  先ほどのイベントや、その他催事につきましては、市内の様々な業種を構成団体に持つ団体といたしまして、NPO法人留萌観光協会に委託先をお願いしているものがあります。  この観光グランドデザインにつきましては、まだ確定ではございませんが、市内の観光団体ということで、例を挙げさせていただくとNPO法人留萌観光協会ということでお話しさせていただきました。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 例えば先日の御答弁にありましたように、株式会社モンベルと手がけているアウトドアに関する活動や知識について、留萌市観光グランドデザインに生かすため包括連携協定を結ぶようですが、詳しいことをお聞かせください。 ○副委員長(横田美樹君) 地域戦略室長。 ◎地域戦略室長(大塚真也君) お答えいたします。  先日の市長の一般質問の答弁にありました、包括連携協定後の株式会社モンベルとの連携ということでございますけれども、今回観光グランドデザインの中で生かしていきたいというお話もありましたけれども、あくまでその業務委託を行う担い手に関しては、まず将来の観光グランドデザインができた後、どのような観光活動をするのかということについて、担い手となるのは留萌市内で事業をされている方がまずふさわしいのではないかと。そこに民間企業である株式会社モンベルですね。こちら70以上の自治体と連携協定を結びながら、様々な分野でアウトドア活動の実施率とか、それから掘り起こし、そういったものを手がけてきているところがございますので、観光グランドデザインを描く中で、留萌市内の自然環境を新たなアウトドアの活動の場として、潜在性を調べていただいたり、あとは既存の観光施設だったり、景勝地を新しいこのような活動の場にすれば、もっともっと誘客が期待できるといった提案などをしてもらう部分に関しては、株式会社モンベルの力を借りていきたいと考えているところでございます。  ただ、まだ協定を結んでおりませんので、あくまで今まで話合いを進めてきた中で、こんなことができればいいというようなことなので、実際に何をやるかということに関しましては、協定を結んだ後、詳細を詰めていきたいと考えているところでございます。  以上です。 ○副委員長(横田美樹君) 鵜城委員。 ◆委員(鵜城雪子君) 私は、留萌市の観光グランドデザインを、留萌市と株式会社モンベルが一緒につくるものだと勘違いしていた部分がありましたので、まだ協定を結ぶ前に、株式会社モンベルからアイデアとかを提供していただくということでいいんですか。 ○副委員長(横田美樹君) 地域戦略室長。 ◎地域戦略室長(大塚真也君) お答えいたします。  今回留萌市が、民間企業に丸投げをして書いてくださいということではなくて、留萌市と、地元で観光を担っている方々、それから市内だけではなかなか想像できない部分を株式会社モンベルの力を借りながらつくっていけたらと考えているところでございます。  以上です。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それでは、101ページ、地域産業の振興ということで中小企業振興助成金の内容についてまずお聞をしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  中小企業の果たす役割の重要性を鑑みて、企業の自主的な努力を助長し、中小企業の近代化、高度化を促進するために必要な助成を行うことを目的といたしております。こちらにつきましては、留萌市中小企業振興条例に基づいた助成となっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 昨年は136万7,000円で今年は122万9,000円、1割ぐらい減っていますが、この中身については、例えば空き店舗なんかも関連しているのか、その辺お聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  当初予算に計上させていただいております部分につきましては、商店街におきまして、冬期間の歩行空間の確保というものを見込んでおります。空き店舗など他の事業につきましては、申請あった時点で審査いたしまして、その都度予算を計上させていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 昨年もたしか4軒ぐらい空き店舗があったということで、関連してお聞きしたいんですが、今年度あくまでも振興だけで、空き店舗の申請がない限りは、空き店舗対策としての予算はついていないということなんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  空き店舗対策に係る事業も、当然事業メニューの中にございますので、その旨申請がございましたら対応させていただくということで、こちらの事業を組ませていただいております。当初予算では組んでいないんですが、申請があり次第審査させていただきまして、予算を計上するといったものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 例えば留萌市の商店街に空き店舗がどんどん増えていて、それでその空き店舗対策として申請があれば予算にするという、追加予算みたいに聞こえてくるんですが、当初からやっぱり空き店舗対策として、中小企業の振興の中に具体的に今年は例えば何軒の空き店舗を解消するために、市として様々なPRだとか、こういう対策も打っていくんだという、目標がどうしても予算的に見えないもんですから、それでお聞きしているんですけれども、政策としての商店街対策とか空き店舗対策に、そういう目標をきちんと持って予算づけしていないということに聞こえてきますけれども、これはいかがでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。
    ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  空き店舗対策につきましては、その持ち主もいらっしゃいますし、それぞれ空き店舗と思われるところでも別の使用の仕方等もございます。その辺を含めて留萌商工会議所と協力しながら、空き店舗の掘り起こしなり、空き店舗がありますという表示をさせていただく事業がありますが、貸主の都合とか様々な要因がありまして、なかなか表立って市からPRをしてほしいというところが少ないというのが現状でございます。  ただ借主の方が、それらの情報を得た中で、市内の商店街に店を出したい、空き店舗を借りたいということがございましたら、留萌商工会議所や商店街と情報共有しながら、こちらで対応させていただいているというところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 今まで空き店舗としてあったのが、リフォームをきちんとして何か月間かは空いていたんですが、その間に若手が帰ってきて、起業したという例もお聞きしています。  そうすると、留萌市が空き店舗対策を留萌商工会議所と一緒にやるとしても、こういう店舗がありますとか、こういう場所がありますともっともっとPRをしないと、何か来るのを待っているみたいで、空き店舗も年数がたつと使えなくなって、固定資産税を含めていろいろ考えると、やっぱり最終的に、何年か後には解体して更地にしてしまうと。  こうなると、なかなか新規の起業としても、若手も含めてですけれども、ハードルが高くなってくるんではないかと。また、商店街の歯抜けがどんどん広がっていくという、こういう悪循環ではないかという気はするんですよね。  ですから、例えば今年度3件なら3件ときちんとした予算をつけて、そしてどうですかという、もちろん留萌商工会議所と相談をしながらタッグを組んでいかなくてはならないんでしょうけれども、それぐらい打って出るということをしないと、どの地方も空き店舗でみんな悩んでいて、そこに知恵を使って、様々な政策を打っているわけですから、そういうことがこの予算書からは見えてこないんであえてお聞きをします。昨年の実績で4件ですから、留萌で起業して、先が見えるから頑張っていこうという若い方がいらっしゃるということは、それに影響されて周りがどんどん勢いをつけて、空き店舗に人が入ってくることによって、まちのにぎわいができてきたりということになっていかないかという気はしています。  そういうことを含めて、お答えいただければありがたいんですが。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、商店街、町なかのにぎわい創出のために、空き店舗が点在するということはマイナス要因が大きいと感じております。  その辺も含めて、先ほど申し上げましたとおり、留萌商工会議所と協力しながら、空き店舗掘り起こし等を実施しているところでございますが、なかなか貸主との折り合いがうまく合わずに、我々のほうから空き店舗ですという表示ができないという状況が続いております。  しかし、今後におきましても、その辺も含めて十分に対応させていただきながら、空き店舗掘り起こしなり、地方を含めて、それらの新規の出店など進めていければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) できましたら打って出るといいますか、来ていただくために様々な、もちろん努力もされているのは分かりますけれども、ぜひともよろしくお願いしたいと思っています。  関連して、(4)中小企業特別融資貸付金の内容についてお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらにつきましては、留萌市中小企業特別融資制度要綱に基づきまして、留萌市における中小企業の育成振興並びに運営の合理化を促進し、その経済的地位の向上と事業運営の基礎となる金融の円滑化を図ることを目的として実施しているものでございます。  実施内容につきましては、市内の金融機関に預託を行いまして、金融機関はその4倍額を中小企業に貸し付けるというものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 新年度予算ですけれども、過去振り返って、ここ5年ぐらいで最初はたしか1億円以上あった貸付けが、毎年1,000万円ぐらいずつ、当初予算でいうと減ってきていると。昨年度でいうと7,000万円が、今年度は6,000万円と。貸付けですから、特にこのコロナ禍で、国の様々な支援制度があって例えば日本政策金融公庫なんかは1年間無利子でということがあるから、今年もその影響によって1,000万円下げているのか、その辺について予算づけの根拠をお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらの予算づけの根拠につきましては、当然それまでの融資の実績を見せていただいておりまして、確かに1億円を超えて預託をした時期もございましたが、融資実績が50%を下回ることが続いた状況を踏まえまして預託金を減額しているというところでございます。  中小企業の皆様におかれましては、例えば留萌商工会議所が窓口となっております小規模事業者経営改善資金融資、通称マル経融資とか、金融機関の商品等もございまして、様々な選択肢の中から融資を選んでいると思いますので、その選択肢の1つとして、我々の特別融資があるというところで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) なぜこういうお話を聞くかというと、昨年度は12件で8,500万円だったのが、なぜここで6,000万円になったのかすごい疑問があって、それが例えば留萌市の融資でなくて、金融機関を含めてなのか、この辺についてお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  預託金の4倍額を貸し付けていただいているということになっておりまして、そちらの4倍額に対して貸付額を見たところ、5割以下となった場合いろいろな調整をさせていただきながら、予算を定めさせていただいております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 6,000万円ですから2億4,000万円まで貸付けができるということで、それで昨年は8,500万円だったんで、極端にいうと4,000万円下げてという、2億円ぐらいの予算で今年はするということですね。  それで、先ほどの助成制度を含めて、多分金融の貸付けの主たるものは、例えば運転資金だとか、設備投資、新規就業、この辺の3つぐらいに絞られてくるんではないかと思うんですけれども、今年度この6,000万円をつけた狙いといいますか、これについてどのような貸付けの申込みがあるかという想定で、予算づけしたのかお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  今、委員おっしゃるとおり中小企業特別融資貸付金につきましては、運転資金、設備投資、また新規就業の3つに分けて実施しておりますが、現実には、運転資金で借りられる方がほぼ全てと言って過言ではない状況になっております。  来年度につきましても、運転資金が幾ら、設備が幾らという予算づけではなくて、まず預託枠を決めた中で皆さんに利用していただくという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 先ほど振興助成金の話をしたのは、例えばの話ですけれども、留萌市から出ていって勉強して、留萌市に起業したいと戻ってくるとなれば、場所だとか、こういうのが明確になってくると、そういう方たちが今度は建物を借りて、そして起業の中身のいろんなものに予算をかけて、その貸付をお願いしようという流れにもなってくるんではないかという気はするんです。  それで、空き店舗なんかも、ある意味では政策として、そういう誘導するというか、帰ってきてもらうというか、こういうことなんかもこの助成制度とそれから貸付制度なんかでは、これはもちろんやられていると思うんですけれども、その辺、もし留萌市での取組があればお聞きをしたいんですが。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  この特別融資も先ほどの振興助成金も含めて、留萌市中小企業振興条例に基づいた制度となっているところでございます。  ただ、委員おっしゃるとおり、留萌市に戻るなり、また、ほかからいらっしゃって、新規就業なり起業されるという方に、一連の流れというのは確かに大事だと感じておりますので、今後移住、定住も含めた中での制度的なものを検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 決して何もしていないということではなくて、新年度それぞれ、昨年はこうだったけれども、昨年以上のことを今年は何とか頑張ろうという、こういう意欲がないと、まち全体がもう仕方ないんだみたいな、これ私の勝手な感じですけれども、でも、その中で先ほど言った若い方が来て起業しようという芽が十分まだあるということなんです。  皆さん起業するということは、ある程度の地域の情報もいろんなことをリサーチしたり、そして大丈夫かと、チャレンジしてみようという、こういう構図だと思います。それで、若手が何件か来ているんだから、ぜひともそれをバックアップするために、対応をお願いしたいと思います。  次に、103ページの地域産業の振興の(1)住宅改修促進助成金600万円について、これ毎年やっていますが、あえて数字ではなくて、数年前にこの事業を再開したときの目的をお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらの事業を実施した目的は、平成23年度からまず再開したものでございますが、当初、建設業界におきましては、かなり厳しい状況があったということがございまして、建設産業の振興を図ることを目的に、さらに昨今の住宅環境の改善を含めた中の補助ということで実施しているものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) たしか平成23年度から数年やって、1回終了して、そしてすごい需要があったんで、また復活したと私は認識をしていますけれども、この辺の事情をお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  経過につきましては、当初平成19年度、20年度に、住宅改修促進助成金を一度実施しまして、その後平成23年度からまた再度実施するといった内容で現在に至っているところでございます。  当初、様々な建設関係の団体からの要望もございまして実施した事業でございまして、その間令和2年度までですが、310件以上の助成をしたという経過になっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 地元企業にとっては、私がよく使わせていただく還流という意味で、地元のリフォームによって、1件20万円ですから、30件600万円、30件がある程度ほぼ毎年途中でもう終了してしまうぐらい。それは、全てが留萌市内で完結する理想的な還流だと思います。  全くよそには出ない、地元の業者が地元で材料も含めて全部調達して、600万円が留萌市内を還流するってすごい制度だと。  何年間でたまに足りないぐらいのときもあります。たしか昨年予算ですけれども、30件までいかなかったんではないかと思いますが、これはいかがでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  令和元年度につきましては、30件の予定のところ26件の実施となっておりますが、こちら住宅の改修ですので、それぞれの住宅の建てた年数なり、その風化の仕方もあると思いますので、こちらで若干波があるという状況だと考えております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それに関連してお聞きをしたいんですが、なぜ先ほど予算づけをしたかというと、毎年ずっと30件あって、去年が偶然少なかったのか私もよく分かりませんけれども、留萌市内でリフォームがある程度の水準のところまで来たのではないかと。  それで、留萌市内で古い住宅等含めて壊して空き地ができた場合に、皆さんも御存じでしょうが、今の留萌市の現状としては、土地が安いからかもしれませんけれども、ほとんど留萌市以外の業者がそこの土地を買って、悪いという意味ではなくて、現状ですが、留萌市の空き地のほとんどにマンションがどんどん建って、その中で何が起きているかというと、地元に全く還流がないということなんです。  業者も地方から来て、技術者も地方から来て、さらにはそこに関わるいろんな備品が、全部地元に還流しないで、外から入ってくると。留萌市にとっては固定資産税が入りますから、これはいいのかもしれませんけれども、あえてここでお聞きしたいのは、26件で、例えば4件は80万円です。極端に言うと、これ新築なんかは今、あちこちで残念ですけれども、地元ではなくてハウスメーカーが、ぽつぽつとも言わないですけれど、どんどんとも言いませんけれども、建ち始めています。  こういうところに対抗する留萌市の政策として、きつい言い方で失礼ですけれども、全くそれはないのかと。こういう自由主義の国ですから、建てることも別にいいんですけれども、制度的に言うと、例えば1,000万円以上の新築を建てれば100万円出しますぐらいの話を出すこともそろそろ可能ではないのかと思うんですけれども。  例えばこういう予算づけのときに、そういう議論が出ないのかどうかそこをお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、この住宅改修促進助成を行った事業者にもいろいろ調査をさせていただいた中で、新築に対する助成とか、空き家の解体とか様々な要望をいただいているところでございます。  ただ、新築に対しましてはかなり大きな額を支出するということになりますと、個人の財産的なものもございますので、なかなかそこには踏み切れていない部分がございます。ただ、委員おっしゃるとおり、市外の事業者で新築住宅が多く建てられているという現状もありますので、その辺りも改めてまた検討する材料かと考えてございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 留萌市に住む方にとっては、マンションも決して悪い意味で言っているわけではなくて、こういう地域経済といった視点で、無理かもしれませんが、その辺手を打っていかないと、どんどん留萌市の町並みも含めて、そのうち何が起きてくるかというと、何年後かには、今度そのマンションが空き家になっていくという、リサイクルがなかなかうまくいかないんではないかと、素人ですから、今までの見ているとそういう傾向になってくるかと。  そうすると、町なかが何となくマンションだらけのまちになってしまう。そこで、先ほど御答弁がありましたけれども、新築のハウスメーカーに対抗していくぐらいの政策を、ぜひとも考えていただければと思いますが、最後にお答えを聞いて終わりたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 市長。 ◎市長(中西俊司君) 住宅政策につきましては、委員おっしゃることは十分理解していますし、私のほうにも個々にはお話があったりはするんですけれども、その都度私がお話ししているのは、今、住宅を求める方々というのは、それなりのセンス、モデルハウス、様々見ながら建てていく。一生の財産を考えるわけですから、まずそれに対抗できるように、地元の業者としてもなっていただきたいということと、一番危惧するのは補償の問題なんです。  この補償の問題を整理するためには、市内の事業者が一枚岩になっていただいて、例えば何かあったときには、組合か何かが補償していくだとか、そういうことを考えていかないと、市が助成した建物について、何かあったときにまた市が対応できるかというと、やはり整理がつかないということで、非常にこの問題というのは、本当にお話しされていることは十分理解はしているんですけれども、官民でどうこの問題を解決していくかというのは、いろいろ民のほうで考えていただかないと、今の段階では手を打てないんではないかと私は考えているところです。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 同じく103ページの同じ項目で確認したいんですけれども、この予算がなくなった時点で終了という事業になっていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  住宅改修促進助成金の件だと思いますが、こちらにつきましては600万円、30軒分を上限として、なり次第終了という形で実施しています。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 103ページの観光施設等指定管理委託料についてお伺いしたいと思います。
     まず最初に、どの観光施設をどの団体に委託しているか、確認の意味でお願いします。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  市内の観光スポットでもございます千望台、黄金岬海浜公園、海のふるさと館、沖見海浜公園、浜中海浜公園の施設を管理していただくために、指定管理者制度を用いておりまして、こちらにつきましては、12月議会で指定の同意をいただいておりますが、NPO法人留萌観光協会に新年度から3年間の指定管理をお願いすることになっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 昨年度に比べて、令和3年度は50万円ぐらい予算が増えているんですけれども、その理由を教えてください。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらは先ほど申し上げましたとおり、令和3年度から3年間を新たに指定管理者制度に基づきまして、指定管理をしていただくというところでございまして、再算定をさせていただいた中での金額になっております。  その部分が、数字が変わっている部分だと思います。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 黄金岬海浜公園なんですが、モニュメントがあるところに花壇があるんですけれども、その花壇の管理もこの指定管理者が行うことになっていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  花壇につきましては、数年前にハマナスが生えていたんですけれども、害虫等が発生するということで、伐採して土を入れ替えた状態に現在なっています。その後、指定管理者でありますNPO法人留萌観光協会と、地元の黄金岬観光協会の二者でそちらの管理をするということで、お話をいただいてお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 花というのは結構観光資源というか、しっかり花が植えられていると、すごく意気込みが伝わってくるような部分とかあるんですけれども、昨年の状態を見ると、春になって夏ぐらいまであまり花が咲いていないというような感じがありまして、例えば、せっかく観光客が来て写真を撮ろうと思っても、美しい色が入らないようなところもあるので、もう少し予算を増やすということではないんですけれども、本当に観光施設なんだというときに、おもてなしをするようなそういう取組とかを、NPO法人留萌観光協会とかまたその地域のところに指導というかお願いするようなことはできないものでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  確かにハマナスを取り除いた後、別のものを植えてみたりしたようなんですが、なかなかあの場所柄うまくいかなかったということをお聞きしてはいるんですが、新年度に向けて、また春になって暖かくなってきた時点で、我々も当然含めて、その花壇、花とか、そこの環境整備もしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 昨年、オレンジハウスのトイレが改修されて、大変きれいなトイレになったんですが、夏場の清掃の回数とか、そういうのを増やしていっているような実態はあるかどうかお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  旧オレンジハウスでも清掃はしていたんですが、当然新しいオレンジハウスにつきましても、美観を損なわないように清掃していただくという形になっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 昨年、ワラジムシが結構発生して、その処置もされたと思うんですけれども、やはり白い床にワラジムシというのは大変目立つというところがあるので、またそういうような事態になったときに、掃除の回数を増やすとか、利用客が多いときにしっかり管理をしてもらうような体制づくりとか、そういうことをお願いしてもらうことはできないでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  確かに昨年オープン後、なぜかワラジムシがかなり大量に発生して不快な思いをさせてしまったという点があります。  当然、NPO法人留萌観光協会とも話合いながら、そのような状況のないように、なるべく元を断とうということで情報収集はしているのですが、当然先ほど言いました美観を保つような形で、管理をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 101ページの商店街振興組合連合会振興対策事業費補助金についてお聞きいたします。  まずこれは商店街連合会で実施をし、それに対する補助金ということで、ほぼ毎年100万円を計上していますが、前年度の事業内容としてどのような報告を受けているのかお聞きいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  こちらの補助金は、商店街振興組合を統括する組織の運営体制強化、また商店街の活性化を推進することを目的として支援しているものでございます。  内容としては、100万円の予算中に2つありまして、指導事務費といたしまして、商店街振興組合連合会に配置されております専任職員の方の人件費等含めて最大50万円ということで実施しているもの、もう一つが指導事業費といたしまして、商店街組合や青年部等が実施する事業、例えば商店街環境整備事業ですとか、商店街にぎわい交流創出事業等実施したものの事業費の3分の1で上限を50万円として充てているもの、それを合わせて100万円ということで実施しているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今御説明にありました後者のほうでお聞きしたいのですが、商店街環境整備事業や、商店街にぎわい交流創出事業等というのは具体的にどのようなことを行ったんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  商店街環境整備事業につきましては、例えば商店街エリアのプランターや、植樹ますに植栽など花を飾って沿道を彩るといったものとか、商店街にぎわい交流創出事業といたしましては、ハロウィンスタンプラリーなどを実施しているものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 留萌市で満足度に関する市民アンケートを毎年5月に取っております。  非常に悪い意味での特徴となってしまっているのが、商店街のにぎわいに対する満足度が極端に低いと、この一番低いというのが毎年続いております。となりますと、やはり留萌市としても、商店街振興政策というのは、本来であればとても力を入れなければならないと思っておりますので、商店街振興組合連合会に対する補助金100万円というのは分かりましたけれども、留萌市として商店街振興組合連合会に対して何かそういう取組の働きかけというのをしているのか、関わりについてお聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  関わりといいますか、商店街振興組合連合会の専務理事とは、一定程度協議をいろいろさせていただいております。例えばその中で、この事業ではないんですが、「まちなか賑わい広場」の運営を含めて、様々な取組を実施する協議をしているところでございます。  ただ、その中でやはり商店街につきましても、少し前に開運だるま商店街が商店会になったとか、やはり軒数も組合員もだんだん減ってきているという状況の中で、にぎわいづくり等、維持していくことは難しいという課題もあるということは認識しているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今のお話は承知しましたが、やはり留萌市としての商店街振興政策というのが非常に気になるところです。  そういう意味においては、先ほど、「まちなか賑わい広場」の事業などということで御答弁がございましたし、組合員が減少しているという問題も承知しましたけれども、これでいくと、また今年のアンケート調査で満足度が低いという結果になってしまいそうな予感がしますが、担当としては、この商店街振興ということに関して、どの程度新年度で取り組んでいこうと思っているのかお聞きいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  どのような取組ということにつきましては、なかなか難しい部分があるんですが、まずは従来の補助金を使ったイベントなり、商店街の運営を支援するといったもの、さらには「まちなか賑わい広場」を活用してそちらでにぎわいの創出という部分。また、先ほども答弁させていただきました、空き店舗助成というものを実施しておりまして、これで年間数件店舗が増えているという中で実施しているところでございます。  ただ、新たに何らかの形でにぎわいを創出する部分につきましては、イベントなどを除けば難しいものがあるというところで危惧し、担当といたしましても難しいと考えてございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 明確な御答弁をいただけないという中で、私の1番危惧する部分といいますか、マイナスの部分になっていることが、何年たっても改善をしていかないというこの実態がございます。  そこで、先ほど違う観点でグランドデザイン化という言葉が出てきております。私はっきり分からないんですけれども、留萌市のまちのグランドデザイン化というのは、どういうことをイメージして、これに商店街も入っているのかどうか、御答弁いただきたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  観光グランドデザイン検討業務委託料かと思いますが、こちらにつきましては道の駅を核といたしまして、そこを起点に新たな観光振興、また官民一体となって検討しようとするものでございます。  現在想定しておりますのは、観光客の動向を踏まえて、商品の所有の価値を見いだすモノ消費から、体験や経験などのコト消費へ変化している中で、今後の観光なり、交流人口の増加に向けた対策を組むグランドデザインを検討していこうというものでございます。  その中に商店街エリアが入るかどうかという部分につきましても、当然検討の材料になるかと思いますが、想定しているものにつきましては、大きくはやはりアウトドア的なものとか、アクティビティーによる観光誘客を考えているものでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今御答弁をいただいて何となく分かりましたが、やはり観光グランドデザインということになりますと、観光客というのは目的地だけに行くわけではなく、その帰路で町なかを通るとか、そういう意味においては、留萌市のまちの印象というのが必ず目に入るわけです。  そこで、留萌市というまちは、総合的に考えて、観光客の目線というのを考えているんだというのが、これは明らかに分かってくるので、1つだけが突出してよくなるのではなく、道の駅るもいも市内に誘導しよう、市街地に誘導しようというところが、今回道の駅るもいでは大きな課題になっておりますので、そういう意味においては、私は町なかのにぎわい創出をするのとグランドデザイン化というのは、できるだけ合体をして考えていただきたいと思いますので、これは最後の質問にします。 ○副委員長(横田美樹君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、道の駅開業に際しましては、道の駅だけで完結するのではなく、町なかに人を流すということを当初大きな目的として道の駅を開業しております。その点からいきますと、道の駅を核とした観光グランドデザインというものに対しても、町なかも含めて検討するものと考えています。  ただ、観光の部分につきましては、今後高規格幹線道路もできました、道の駅もできましたというところで、新たな展開を迎えているところでございますので、そこら辺も含めた中で、地元商店街なり留萌商工会議所と協議をしながら、どのような形でおもてなし、人を集められるかというところも考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 他に発言がなければ、第7款商工費の質疑を終了いたします。  第8款土木費の質疑に入ります。  暫時休憩いたします。             午後 1時54分休憩  ─────────────────────  午後 1時54分再開 ○副委員長(横田美樹君) 再開いたします。  米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 107ページの除雪対策事業なんですが、令和2年度の予算と、今年度の予算とあまり変わっていない5億円が組まれていますが、大体除雪委託料で4億3,000万円ぐらいなんですが、それだけあれば業者は喜んでいるというか、その金額になると、業者は喜んで仕事をしてくれるということですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  除雪委託料につきましては、お金で事業者に喜んでいただくということではなくて、5か年平均の数量に対しまして、当年度の単価の積算ということで計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 5か年計画で、毎年5億円あれば何とか業者もということですよね。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。
    ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  全体的なお金としての、業者のお話については分からないんですが、予算上はあくまでそういう形で組んでいるというところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) ちょくちょく話聞くんですが、やっぱり留萌市が除雪業者に仕事を請負させていますよね。除雪業者は当たり前を超えて、そんな言葉を使うと怒られますが、俺がやってやってるんだという気持ちでやっているみたいですが、僕は自分で商売やっています。仕事もらったら、いや、どうもすみません、いつもどうもどうもって頭下げているんですが、留萌市の除雪業者は市の職員をつかまえて、仕事もらっているのにすごいけんまくで文句言うという話を聞くんですが、それ本当ですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  いろいろなケースがあるとは思いますが、委託サイドと受託サイドということを協議しながら事業を進めているという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) そのことはあまりはっきりは言いたくないんでしょう。ただ、本当に留萌市が仕事を回しているのに、業者が当たり前の気持ちでやってやってるんだとか、そんな気持ちを持っている業者は、僕はどっかでやっぱり蹴らないと駄目だと思います。  市民の税金です。捨てる神あれば拾う神ありで、やっぱり留萌市のことを考えているんなら、どこかでそういう業者の当たり前の気持ちを変えてもらわないと僕は駄目だと思うんですが。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  必要な指導も行いながら、実施しているという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 僕いろんなつながりがあって、いろんな人がいろいろ教えてくれるんです。聞きたくないけれども。この間も見晴町のショベルを止めたら、いきなり、おい、クレームかって言われたって。用事があって止めたら、運転手が、クレームかという時点で、おかしいですよね、そういうのは。  それと、融雪剤散布委託料で、令和2年度は1,700万円、今年度は1,900万円と予算組んでいますが、200万円もまた増えているのは、どういう意味ですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  先ほどの除雪委託料と同じで、平均の数量と、その時点の単価ということで予算は組まさせていただいているという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 2月は本当に、昔から留萌市はすごいしばれるときなのに、今年度はもう雨降って次の日しばれて、こんなの異常気象だよね。やっぱりそういうときにどんどん塩カリまいてくれればいいのに、もうスケートリンクみたくなっていたんで、これだけ塩カリで予算取ってるなら、新年度はしばれたら、留萌中まくと。今年の雪が降らないときに留萌中まいたんだから。やっぱりそういうしばれるときはいっぱいまいて、事故起こらないようにしてもらうように心がけてほしいと思いますが、いかがですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  今年は雪の降り方として、12月の上旬ぐらいから一気に降ったという状況がありまして、委員おっしゃる塩カリと違いまして、砂が非常に合っているという状況でございます。  その理由といたしましては、早い時期に路面の雪が厚くなったもんですから、塩カリをまくことによってざくざくにしてしまうと通行に支障が出るということで、まき方もいろいろ工夫してやっていますので、そのやり方につきましては今後も状況を見ながら、指導しながらやっていくということで考えておりますし、そうしてきております。  また、平地の部分も、ある程度散布場所というのは決まっているんですが、あまりひどい場合につきましては、追加という形で行っているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 本当に5億円って、留萌市にとってはすごい金額だと思いますが、少しでも安くできるように、雪があまり降らないように祈ってみたいものですが、少し頑張って業者には必ず負けないで、僕たちが仕事を回しているんですという気持ちを持って、頑張ってほしいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  適正な指導を行いながら進めてまいりますので、よろしくお願いします。 ○副委員長(横田美樹君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 新規事業で除雪集計システム導入委託料790万円、107ページについてお伺いいたします。  除排雪作業の効率化が期待できるということですけれども、GPSの端末を除雪車に貸与すると。80台貸与するとあるんですけれども、まず市内にどれぐらいの除雪車があって、80台を貸与するのかお聞きいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  除雪車の貸与する台数につきましては、各事業者の稼働台数を聞き取り調査した上で設定しているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) この除雪車のくくりというのは、あくまでもブルドーザーというか、ダンプとかそういったものは含まれないという形で確認してよろしいですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  除雪車は基本的に市街地でいいますと、汎用型のショベルになります。あと郊外地になりますと、ちょっと変形した形の除雪トラックという機械の種別なんですが、それが中心という形になります。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 令和3年度は初年度としてシステム構築費と端末費という計上なんですけれども、このシステム構築費と端末費の割合、金額の部分についてお聞きしておきます。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  システム構築費と端末費の内訳でございますが、端末費が140万円、システム構築費が650万円という内容の予算になっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 大体、端末は1台2万円もしないぐらいという形ですね。今回は80台貸与するということで、次年度も一応端末は多分貸与を増やしていくという形になろうかと思うんですけれども、大体令和3年度の予算で、市内の何割ぐらいの除雪車に端末が配備されるのか確認します。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  除雪車両につきましては、全車という形で予定しております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 作業の効率化がすごく期待できるということで、トータルコストが削減されるということなんですけれども、具体的に、例えば民間の事業者の人材が少なくて済むとか、そういった具体的なトータルコストの削減の具合というか、科目がありましたらお聞かせください。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  具体的に何人工という形では出てこないんですが、稼働している部分が位置情報と時間情報で自動的に集計されてきますので、今まではタスクメーターで、この時間帯はここやったと拾って、それを読み上げて積み上げなくてはいけなかった作業が自動集計されるということで、かなりの時間、人工の分が削減されるという内容になっております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 109ページの河川改修工事についてです。ずっとこの金額がついているかと思いますけれども、まず内容についてお願いします。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  河川改修工事につきましては、市内の普通河川、全部で45か所あるのですが、そのうちの土砂閉塞とか、河川の流路にある立木の除去とかで、11河川を整備する必要があるというところであります。  ただ新年度、計画を新たに作成して出さなくてはいけないという形がありますので、それに現在調査している要検討が5河川あるんですが、そこを盛り込む盛り込まないの判断をした上で、計画的に実施するというような流れになります。  ただ1,000万円ですので、単年度ですぐ全部できるわけではありませんので、全体を計画的にやるという予定でおります。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) すごく大事な事業だと思うんですけれども、どこの河川をやるとかということは、例えば地元の方に意見を聞いたりはしていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  普通河川の今回のところで、地元に新たに聞いているというところはございません。  ただ、これまでここの水の流れが悪いんですというお話を聞いている部分については、既に盛り込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) ちなみに、昨年もこの金額使い切った状態になっていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  令和2年度予定をしていたというところだったんですが、この計画の区分が変わってしまいまして、それで新たに修正しなくてはいけないということがあったものですから、令和2年度については残念ながらできなかったということで、新年度新たに予算に盛り込まさせていただいたという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) このお金は、市のほうで全て持ち出しの事業ということでいいですか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) いろいろな計画を組むのはいいんですけれども、例えば目視でもって、その年その年で邪魔なものがということがあると思うんですけれども、その都度ここは駄目だと思ったときには直すような体制は取れていますか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  緊急的なものにつきましては、河川の維持工事の部分がございますので、そちらで対応させていただいております。  こちらの河川改修工事につきましては、その年その年延びてくるということではなくて、もう既に流路に生えている部分を、計画的に整備して安全を確保していくというものでございます。
     以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 107ページの、除雪集計システム導入委託料についてお聞きします。  システムと端末ということなんですが、システムを使うのは市役所はもちろんですけれども、その受託した業者もこれを活用して進めていくというか、そのシステムの内容についてお聞きします。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  この自動集計システムにつきましては、同一のシステムを、発注者の市側と事業者のほうで同じシステムを使えますので、同じものが出てくるという形で、そこにかかる部分は両者ともに軽減できるというようなシステムでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) GPSを使って稼働している除雪車の位置が分かるということですから、業者は何社かありますけれども、全て稼働している状況が分かるという感じなんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  日々集計と月集計とかもいろいろできる形になるんですが、当然、稼働状況が各事業者の部分が分かるという状況になります。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 説明資料には、日報、月報、請求書という作業が、これで帳票等が印刷してできるということで、かなり受託業者のほうも作業が軽減されると思うんですが、そういったことを全て同時に令和3年度から取り組んでやっていくのかということについて、お聞きしたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  委員おっしゃいますとおり、令和3年度からそのできる部分を全てということで予定しております。  ただ今年度、北海道のIoT普及推進事業で、ある意味試験的にやってみたんですけれども、その中ではやっぱりいろいろ課題もありますので、新年度はそこと随意契約するというわけではございませんので、今回の課題を踏まえた上で、修正しながらという部分は出てくるという形になります。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) それでは次に、113ページの道の駅るもい運営事業についてお聞きします。  この中でコンシェルジュ機能整備業務委託料が入っているんですが、これは業務委託ということなんで、道の駅を運営するために委託するものなのか、それともコンシェルジュの機能をつくってもらうための委託なのか、説明をお願いします。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  こちらは現在の公園の指定管理者の提案事業の中で、コンシェルジュをブースを造って配置していただいているという状況でございます。  新年度においてもこの機能をさらに拡張していくと、また新しい人材養成ですとか、さらにはこのコンシェルジュのところで、町なかのほうに誘導を図っていくような機能を強化するというような事業を、委託ということで考えているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 管理者にコンシェルジュの機能を拡大するという話をお聞きしましたので、要するに道の駅を運営するために、業務の部分を担ってもらうという意味が強いのか、その辺についてお聞きします。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  現在公園の指定管理者につきましては、道の駅の運営業務について、直接的には管理協定の中に含まれていないという状況でございまして、その部分について、私ども直営と一部指定管理者の協力をいただいて運営しているという状況でございまして、その部分について、公園に来ている来訪者の大半が道の駅の来訪者ということもございますので、そちらの業務を担っていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) アンテナショップとチャレンジショップの借上料を計上しておりますが、この借上料というのは使っている間の借上げなのか、それともシーズンで借り上げているのか、その辺どういうふうになっているんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  まず、今年度チャレンジショップとして使ってございました小さいタイプの仮設店舗については、実質使っているシーズンの借上げとなってございます。  もう一方の大きいアンテナショップとして借り上げている店舗につきましては、通年での借上げという状況でございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 以前の議論の中で、このチャレンジショップ、アンテナショップというのは、仮設的な位置づけと聞いておりました。今議論されている屋内交流・遊戯施設が完成したら、この機能はなくなるというようなイメージを持っていたんですけれども、その流れについてはどのような考えでいるんでしょうか。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  まず、屋内交流・遊戯施設にはお土産等を今担っていただいているお勝手屋萌に入っていただこうと思っています。  チャレンジショップにつきましては、見てのとおり小さな店舗でございまして、また期間限定の開館ということでもございますので、これについては利用者のニーズ、出店者側のニーズも踏まえて、どんどんチャレンジしたいという声があれば開放していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) ということは、運営事業ということで今回都市再生整備計画事業費交付金が40%入っているということで、この交付金については今年度だけなのか、この後も使っていけるのかということについてお聞きします。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  この交付金につきましては、事業の内容にもよるんですけれども、3年程度活用できる交付金ということで国には申請しているという状況でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 燕委員。 ◆委員(燕昌克君) 3年程度ということは、令和5年度ぐらいまでは、こういった形で運営にも国の交付金を活用できるということでよろしかったですか。 ○副委員長(横田美樹君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  国に提案しているのは、まずこういうチャレンジショップのような店舗を借りて、こういう取組をしたいという部分で、それについてはその借上料に対する交付金の充当は可能と、またこの委託業務は、ソフト事業として、私ども提案事業として提案してございまして、それについても、充当可能と伺っているところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) それでは、ページで言いますと115ページと116ページにまたがりまして、住宅管理費について少し御質問いたします。  まず、市営住宅、現在の管理戸数が1,213戸と認識をしておりまして、現在930戸が入居されているという状態で、入居率が76.67%であることは、常任委員会の資料で報告を受けております。  まず、全道的にこの入居率76.67%というのが、平均的なのか少ないのかという、所管としての認識を確認したいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えいたします。  全道的な入居率というのは、大変申し訳ないんですが、把握しておりません。この76.34%につきましては、平家の入居されていない、入居できない住宅も含んでございますので、入居可能な住宅だけで考えますと84%ぐらいという認識です。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 昨年の10月の報告の中では、133戸の募集に対して27戸の申込みがあったということで、非常に少ない申込みだということが思いとしてありますが、この応募が少ないということは、これは通常のことなのか、最近顕著に表れていることなのかお聞きいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えいたします。  通常9月、2月と募集をしているんですが、令和元年度で言いますと52件、令和2年度で言いますと今のところ45件という形になっているんですけれども、平成26年度ぐらいからだんだん少なくなってきていまして、大体60件平均ぐらいの申込みとなっている状況でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 少し数字に差異がございましたけれども、これについては特に大きな問題ではなく、私が押さえている数字で言っていますので、御了解いただきたいと思いますが、やはり申込みが減っているという、所管としてはどういった要因を考えられておりますか。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 今年の2月、9月の状況を見ますと、申込みにつきましては高齢者がやはり多いということで、若い世代、中年世代の申込みが少なくなっております。  市営住宅の高齢化率を見ましても、60歳以上が67%ぐらいですので、高齢化率を見ますと高齢者の応募が多いということで、若干若い世代の応募が少ないという現状を把握しております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 単身で高齢化率が高いという現象も確認しておりますが、ここで若い方が減ってきているという要因の中に、先ほどの住宅助成のところで市長の答弁の中にございました、住居環境の中では、センス、そしてモデルハウスをやっぱり見ているという、そういう若い方の傾向もあるということで、市内にはたくさんのアパートが建設されておりますので、どちらかというとそちらのほうに流れているという印象も多分にございます。  そういう意味では、住宅環境、これが若い方にとって、どんなニーズがあるのかというのを調査しなければ、お年寄りばかりが市営住宅に入るという状況がどんどん進んでしまうのではないかと思いますが、ニーズ調査というのを所管としてはしたことがあるのかお聞きいたします。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 公営住宅の根本は低所得者向けということで、所得の上限が決められていまして、高齢者は特に単身の方とかも、退職した方だとか、仕事をされていない年金生活の方が多くございます。  若い方はそれなりの収入がございまして、そういう民間のきれいな住宅という、ニーズは分かるんですけれども、市営住宅という範囲では収入がもしかしたら超えているのかというところでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今お話を聞いて、なるほどとしか言いようがなかったのですが、このままの状態でいくと、やっぱり市営住宅イコール高齢者という環境になってしまうのかという思いの中でお聞きしましたが、もう1点、この市営住宅の中ではペットを飼うことは可能でしたか。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えいたします。  一応、駄目ということでお知らせしております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 一応ということで、もしかすると、ペットを飼育されている方もいるかもしれないということだと思うんですが、やはり現在コロナ禍の中で、癒やしというのが非常に注目されております。この癒やしの中には、動物、いわゆるペット、これに癒やしを求めるという方が非常に多くなっているということがございますので、なかなかアパートでもペット可というところは少ないと思いますが、例えば、この市営住宅の中では、ペットオーケーですということが考えられるかどうかというのを、聞いておきたいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 今のところという感じなんですが、そういう癒やしという部分では、そのようなお話も高齢者の方から聞いたりだとかはしております。基本的に猫とか犬とか人に迷惑のかかるような臭いだとか音だとかほえる、建物的にもかっちゃいて傷をつける、そういうものに関してもし苦情がくれば、そこにお伺いしてペットは駄目ですという形でお伝えしているような状況でございます。  ペット可という住宅を用意するとなると、公営住宅ではできないという考えでございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 公営住宅では難しいということが、今理解できましたが、これから市営住宅をもっと魅力的なものにするために、こういう癒やし、ペット可というのも、条件の中に入れてくれたら、もう少し応募が増えるという気もいたしました。
     次に、これから令和4年度までに、管理戸数を1,046戸までに圧縮したいということで報告がありました。この1,046戸という根拠を教えていただければと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 基本的には、来年度4棟16戸の平家のコンクリートブロックと、老朽化した住宅の解体、用途廃止という形になりまして、それを毎年度ごとに進めていくという状況で考えております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) それでは私、思い違いをしました。令和4年度で圧縮、用途廃止が終了ということではなく、令和4年度までには1,046戸にしたいという、これは毎年起こってくる、考えられる事業ということで理解していいですか。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) この事業につきましては、公営住宅等長寿命化計画の中で、改善等を含めまして用途廃止を進めていくということで、令和2年度から令和11年度までの計画の中で、順次、戸数を減らすために、徐々に解体していくという進め方をしていきます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) ここで市民への対応を聞きたいのですが、用途廃止に関して、入居されている方に移動をお願いしなくてはいけないという事象が出てくると思いますが、その場合、これまでのケースで、何か課題というか、問題になって、なかなか用途廃止が進まないとか、そういう事件があったのかどうか確認します。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えいたします。  解体につきましても、年次計画で空くだろうという見込みも含めながら、10年間の計画を立てている中で、ほかの住宅に移転をしていただきながら、その空いた住宅を解体していくという計画になっていますが、去年までは移転してもいいと言っていた方が、次の年に移転費ということでお話ししても、やっぱりやめたと言い出すなど、そういう事情で解体がうまく進まないということが数件あったと思います。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 長く住んでいる方が、おいそれと移転できるものではなく、移転費があったとしても、それは難しいと思います。そういった問題をクリアしながらでも用途廃止をする最終的な目的というのは町なか誘導、もちろん老朽化した住宅の解体によって起こっている事象であるということは分かるんですが、最終的にはやっぱりコンパクトシティということが大命題であって、所管としてはこのコンパクトシティ、もちろんその将来展望について、非常にトータル的な未来への計画が立てられていると思いますので、留萌市内の住環境について、これで解体はもうしなくてもいい、用途廃止はしなくてもよくなるのは、大体いつぐらいなんでしょう。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) 今回の留萌市公営住宅等長寿命化計画は令和11年度までですので、次期として、また再度令和12年度から10年間という計画を組む予定ではおりますが、その中では中層住宅、例えば今古いのが旭町の昭和46年度と昭和50年度に建てた住宅なので、そこが一番古くなっております。  それに合わせて、例えば大町、平和台、あかしあとか、そちらの中層住宅についても団地集約をかけながら、町なか居住も含めながら、そこら辺を計画していかなくてはならないという構想は持っております。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 非常に長いスパンの事業かと思いますが、やはりその将来の、先ほどもグランドデザインという言葉が出ておりますが、全体的に留萌市の町なかの居住に関するデザインというものを、きっちりと最終的に描くということが必要かと私は思っておりますので、その点を踏まえて取り組んでいただきたいと思っております。  最後に、募集に対する倍率というのが出ております。要するに、人気のある住宅と、そうではない住宅というのがどうしても出てしまうというのはしようがないんですが、この倍率の高い、人気のある住宅に入れなかった方というのは、とにかく待っているんですか。それを確認したいと思います。 ○副委員長(横田美樹君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えいたします。  例えば五十嵐町のリラで例えさせていただきますと、現在入居者が満杯な状態で補欠という形で申し込まれる。それが例えば、空けば入居という形に順番的になっていくんですけれども、例えば5人補欠の方がいて、1軒空けば1軒入れていくという形で、おいおい入れていく。  ただ、期間が2回公募をかけていますので、半年の期間で空いたら入っていける、入れない方はまた次申し込んでいただいて、待っていただくという形で、その回数が多い少ないは状況にもよるんですけれども、すぐ入れない人気住宅については、待ってもらうしかないと。  その人気住宅につきましては、やっぱり高齢者の申込みが多いという、例えばエレベーターつきですとか、買物的に利便性がよい住宅ですとか、そういうところに人気が集中してしまうという傾向にございます。  以上でございます。 ○副委員長(横田美樹君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) そう簡単な話ではないと思いますが、人気住宅の空きが少ないと、応募をしてもなかなかという人が出てきますので、これからもし新たに建築するとすれば、そういった高齢者に向けての住宅の環境整備というのを整えていただきたいと思います。  以上です。 ○副委員長(横田美樹君) この際質疑を保留し、午後3時10分まで休憩いたします。             午後 2時36分休憩  ─────────────────────  午後 3時10分再開 ○委員長(笠原昌史君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  村上委員。 ◆委員(村上均君) それでは106ページの安全・安心な都市機能の、橋梁長寿命化事業で、主要施策一覧の中には内容全部書いてあるんですが、初日に専決処分の報告があった留萌橋と、主要施策一覧の中にも同じ留萌橋の関係で2億3,000万円ついていますが、これたしか3年計画で単年度ずつという意味なのか、ちょっとこの辺だけまず1点確認させてください。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課主幹。 ◎都市整備課主幹(村岡信人君) 留萌橋の工事に関しましては、3年計画で令和3年度が最終年であります。  令和2年度については、下台の塗装の塗り替え及びコンクリート部材の保守、あとは橋を支えている支承の塗装が主なものになっています。  来年度に関しましては、横から見ると弓の部分と、それを下支えしている保護桁というところがありますけれども、それの塗り替えがメインになっています。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それで長寿命化で、様々毎年橋梁の点検、目視も含めて46か所ですか、それで事業的に起こしていると思うんですが、今回2億3,000万円の中の点検14か所のうち、主要なものをお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課主幹。 ◎都市整備課主幹(村岡信人君) お答えいたします。  来年度対象になっている主な橋についてですけれども、更生橋と留萌ダムの右岸側にある橋がメインになっております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 毎年継続で、長寿命化の部分で検討していただいているということで、よろしくお願いしたいと思います。  次に107ページの除雪対策費の中の、雪捨場用地借上料94万8,000円、多分2か所の雪捨場の土地の借上げだと思いますが、これを含めて事情をお尋ねしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  これにつきましては、市内3か所の雪捨場の借上料になっておりまして、場所がヲムロの公共雪捨場と、千望台の雪捨場、あと南町雪捨場ということで、このうちヲムロにつきましては地権者が6軒という内容になっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 市民雪捨場というのは、この借上げとは違うのかお聞きしたいんですが。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  市民雪捨場につきましては、大和田八線左の沢と沖貝町ゴールデンビーチということで2か所、市民雪捨場として供用させていただいておりますが、どちらも用地借上げ等の費用はかかっていないという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 除雪対策費の中に、市民雪捨場の維持管理を含めた予算が入っているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  雪捨場につきましては、公共として利用しております。ヲムロの沢の清掃等の費用につきましては、毎年見込んでいるという状況でございます。  ただ、公共の雪捨場につきましては、市と北海道と開発建設部で共同で使っていますので、3年間の雪の持込量で、全体費用を案分しているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 市民雪捨場のことでお聞きしたいんですが、留萌市は、市民に様々な除雪体制の応援といいますか、市民の皆様に雪捨ての協力をいただいているということで、ダンプ貸付けだとか、融雪機の貸付け、小型除雪機の貸付けをやって、そのことによって、地域のコミュニティを含めて様々な対応、それから除雪対策の一翼を担っていると認識しております。先ほどの話とは違う、市民雪捨場に絞ってお聞きしたいんですが、大和田八線左の沢、それから沖貝町ゴールデンビーチ、この2か所が市民雪捨場ということで市のホームページに載っています。この辺の管理体制といいますか、作業内容をお聞きしたいと思いますが。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  市民雪捨場につきましては、それぞれ両方に雪を押す体制の人と、機械の配置をしているという状況で、市民の方が主にダンプやトラックで来られるんですが、ある程度処理しやすいような位置に誘導して、そこに雪を捨ててもらって整正しているというようなやり方で行っております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それでは、1か所については、重機を使う方と誘導を含めて2名体制ということなんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  市民雪捨場の2か所ともに、主に機械1台と、周辺準備をする人がいるかと思いますが、廃棄の状況に合わせて、その辺は変動する部分もあるという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 市の担当課がそういう技術者を含めて対応しているということなんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  市民雪捨場につきましては、委託業務ということで、受託業者がショベルの運転手と人を配置しているという状況でございます。  市の職員は、ついていないというところです。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 開放時間が午前6時から午後5時まで。昼12時から13時まで1時間閉鎖。さらに土曜日も閉鎖ということで市のホームページに載っておりますが、この体制で間違いないかということをお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  時間帯は今、委員おっしゃったとおりなんですが、土曜日は開いておりますので、閉めているのは日曜日かと思います。以前は土日ともに開けていたんですが、利用状況等の統計を取った上で、それを踏まえて、利用頻度の少ない時間帯は閉めているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) すみません。土曜日でなく、日曜日閉鎖になってました。ただ、今利用頻度ということでしたので、過去には日曜日は開いていたということなのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。
     四、五年前かと思うんですが、それまでは日曜日も開けていたという状況でございました。  それで、日曜日については、台数が非常に少ないということで縮小したという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 一方で市民にコミュニティを含めて、除雪体制をお願いしているのに、一般の方は月曜日から金曜日までほとんど仕事していて、そうすると日曜日に、ダンプも貸しますと、またお金出せば重機も貸しますという話で、それで結果的に雪捨場がないということで、実は両方の現場を見せていただいたときに、間違いなく大和田八線左の沢についてはゲートがきちんと閉まっていて全く無理ですし、沖貝町ゴールデンビーチについては、チェーンみたいなのが両方に張られているという状況で入れないと。  であれば、もちろん日曜日だけとは言いませんけれども、やっぱり市民としては日曜日ではないかと。それで、市がこういう除雪体制を、市民の皆さんにもお願いしたいということですから、さきにお答えがあったんですけれども、利用度が少ないからという話ではなくて、ゲートのある部分を例えばワイヤーかなんかで結んで、中に雪を置いていけるぐらいの部分ができれば、その日は重機で押さなくても、たくさんではないということなので、そんなに使用頻度が少ないのであれば、市民の皆さんがそこに雪捨てができる区画というものを、その中に何か工夫できないのかと思うんですが、この辺いかがでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  雪捨場につきましては、供用期間中、人を張りつけております。というのは、搬入路を含めまして、雪の中をそれぞれの車が走るということで、路面の維持、管理を含めて、人を張りつけざるを得ないという安全管理上の問題もありまして、それで、人がついていないときについては閉めているというところで、閉めるに当たっては当然利用頻度も確認した上でやっているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) さっきから聞いていると、利用頻度って何ですか。何十人以上来なければ、使用できないという話ですか。そこに矛盾を感じるんですが。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  委員おっしゃられております利用頻度ということにつきましては、例えば日曜日の1日に、何人の方、何台の車が利用されるかということでございまして、例えば1日に結果的には1台しか来なかったんだけれども、開けてたということも、これまでの結果としてはありましたので、そこは効率的な部分を図らなくてはいけないということも踏まえて、今の状況にしているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) すごいこだわって申し訳ないんですけれども、やっぱり市民の協力を得ている以上は、例えば毎週とはいわなくても、1か月に日曜日4回あるわけですから、そこの1日だけを開けるとか、何かその使用頻度ってすごい失礼ですけれども、もちろん予算つくものですから何でも開けるという話ではないのも分かりますけれども、ただ、現実としてそういう利用者がいるということも考えたら、市は全くダンプを貸出していないというのなら分かるけれども、町内会にもということになれば、除雪によって地域のコミュニティということもあるでしょうし、様々な市民要望というのは全部聞けというわけではなくて、何とか1か月に1回ぐらい開けるとか、こういうことを考えることはできないのかどうか、お聞きしたいんですが。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  今、委員おっしゃるとおりの話で、日曜日に開けることができないかということで、これは雪の降り具合、積もり具合に大きく影響されるというのがございます。  例えば、今シーズンでありますと、確かに委員おっしゃいますとおり、何度か問合せがございました。しかし、昨年のような雪の降り具合だと、全くないということもございますので、その場合にある程度、期間とか時期を設定して、当初から開けておくのかというのも1つの課題としてありますし、途中から今年多いから開けましょうとなったときに、その周知方法も問題があるということがあって、そこについては少し検討課題かと認識しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) ですから、毎年という話はもちろん分かりますけれども、やっぱり雪の多いときはそれなりの対応について、大雪のときに沖貝町ゴールデンビーチも開けたじゃないですか。それはやっぱり雪の多さによっての対応だとかというのが、柔軟性がないという、周知ができないという話ではないのではないですか。  回覧含めて、例えば年明けてから多いのであれば、今月は1回開けますと周知することなんか、そんなに難しいことではなくて、市民の雪捨場がないというほうが逆に大変でないのかと。  極端な話ですけれども、その辺の道路に雪置きますという話みたいにならないかという気がするんで、ぜひとも検討していただかないと、できましたら部長に御答弁いただけないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 都市環境部長。 ◎都市環境部長(大和俊賢君) お答えいたします。  除雪の今の雪捨場のお話でございますけれども、日曜日の部分で、先ほど言われました雪の多い時期、広報との問題も当然出てはきます。リアルタイムで出すにはホームページですとか、エフエムもえるという方法、町内回覧だとか広報誌というのは、なかなか間に合わないと思っております。  いずれにいたしましても、検討課題として受けて、今後の雪の状況で、柔軟な対応ができるかどうか、これは実は今委託している業者のお金の問題だけではなくて、人の問題というものも出てきます。当然ぎりぎりの中でやっているときに、一日も休まずにずっと張りつくというのも、健康上の問題も出てきますので、その辺のことも踏まえながら検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 無理なことを言っているようなつもりも少しはあるんですけれども、作業内容も全部聞いて、そういう答えになると思うからあえて聞いたんで、柔軟に検討したいということでありますので、特に令和3年度の予算ですから、その辺の体制含めて対応をお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、109ページの河川改修工事で、先ほど11か所等含めて今回のこの計上で1,000万円の予算だということでありますけれども、特にここ数年、たしか3年、4年前にもこの質問させていただいて、神居岩の沢がほぼ河川の高さでいえば9割泥に埋まっていて、それで雨降るたびに土地に浸食するということでお願いして、そのときに、ほかの河川についても災害的な部分含めて大丈夫ですかということでお願いして、なかなか進んだところがそんなにない。特に今年も1,000万円の予算つけさせていただきますけれども、特に、今年厳しい災害等があったときには、河川の害がありそうなところを何点かお聞きしたいと思います。具体的にお願いします。 ○委員長(笠原昌史君) 都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) お答えいたします。  河川の改修、流量確保につきましては、過年度カモイワ川という形で、埋設土砂を取って流路を確保してきているというところでございます。  同時にマサリベツ川と八線沢川も現計画の中に入っていたという状況でございまして、そこの部分については、現時点では全く変わってなくて、やらなくてはいけないという河川であります。  ただ、制度の関係は先ほどお話しさせていただきましたけれども、関係があって一部見直しをかけなくてはいけないということで、今年度ほかの河川含めて一度見て歩いています。その中で、新たに盛り込まなくてはいけない部分としてさらに7河川という形で盛り込んで対応していかなくてはいけないと。  ただ、予算が決まっているもんですから、これは計画的な進め方をせざるを得ないということで、盛り込んでいるという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 具体的にそういう調査もしていただいて、本当は現場も昨年度秋ぐらいから見ていただいてということも何回か提案させていただいていますから、予算づけの前にそういうことが本当はなされてこの新年度予算の中に、1,000万円の災害の対応策としてきちんと予算づけにならなければ意味がないので、後で追加でもいいんですけれども、今様々検討していただくということでありますので、今後の状況を見させていただこうかと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第8款土木費の質疑を終了いたします。  第9款消防費の質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第9款消防費の質疑を終了します。  第10款教育費の質疑に入ります。  暫時休憩します。             午後 3時30分休憩  ─────────────────────  午後 3時31分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。  戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 125ページ教育扶助事業のところでお話ししたいと思います。  こういうことを取り組めないかという提案なんですが、今、生理の貧困ということが問題になってきていまして、生理用品を買えないで大変困っている女の子たちがいるということが明らかになっています。  それで、渡し方とか難しいんですけれども、学校というのが一番子どもの経済状態や、いろいろ困っている状況を把握しているところだと思うので、養護教諭などから、子どもに困窮の状態を把握することも兼ねて声かけをして、生理用品を買えなければ、それを支給してあげるというような事業ができないものかと。  今回の予算の中で、このお金を使ってそのことを取り組めますということを検討していただいて、取り組んでいただけるとありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  まず教育扶助事業につきましては、生活保護基準の1.3倍以内にある児童・生徒の保護者に対して助成するような形になってございまして、その中に学用品、通学用品費という費目がございまして、こちらにつきましては、様々な通学に関する用品を含んでおりますので、生理用品なども含まれるのではないかと思っているところでございます。  また、既にお困りになられているというような御家庭に関しましては広く周知させていただいておりますので、この教育扶助、準要保護にお申込みいただいて、審査させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 生活保護を受けられている御家庭とか準要保護の御家庭とか、一応大体区分としては分かるんですけれども、もしかしたら、それ以外でも、今貧困が非常に見えにくくなっているという状況があるので、もうちょっと広く、それ以外の女子に対しても、もし困ったらおいでという声がけをするとか、何か広く支援が届くような形というのは考えられないかどうかお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  教育委員会といたしましては、教育扶助事業以外で援助するような費目というのは持ち合わせてございませんので、この事業を広く周知する中で、困窮されている世帯につきましても拾ってまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 119ページの英語指導助手配置事業ということなんですが、新年度、何人を予定していますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  2名の予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) もう2名確保できていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  現在のALTにつきましては、7月いっぱいまでと任期が決まってございまして、もう1人、令和2年度予算におきまして配置予定であったALTなんですが、新型コロナウイルス感染症の関係で、来日が延期されているということでございまして、本来であれば9月に来日する予定でございましたが、今のところ入って来れていないというような状況もございまして、先行きにつきましては、今のところまだ不明な状況であるということでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) もう一回確認しますけれども、今現在2名いるという捉えでいいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  現在は、1名の状況になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に120ページの、その他の事務の会計年度任用職員配置事業の中で雇われている職種とその人数を教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  会計年度任用職員配置事業でございますが、こちら教育委員会のほうを総括している内容になってございまして、学校教育課所管分で3名、生涯学習課分で1名、学校給食センター分で4名という形になってございまして、そのほかに子育て支援課で16名、発達支援センター分5名、学校用務員7名、学校事務補助員5名、児童厚生員5名、子育て支援センター補助員として1名という内容になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 学校用務員7名というのは、各学校に1名ずつ配置されているという捉えでいいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  各学校に配置されているということでございます。  以上でございます。
    ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 学校事務補助員も同じ捉え方で大丈夫ですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) 事務補助員につきましては、5名分ということでございますので、配置されていない学校が2校あるということでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 配置されていない学校は、子どもの数が少なくて基準に達していなくて配置していないということですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  基準に達していないということでございまして、港北小学校、潮静小学校が配置されていない学校でございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 事務補助員の仕事の内容については、管理職がやっているという感じになっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  学校事務補助員につきましては、教職員の事務軽減を図るために配置している事業でございまして、そこの児童・生徒数が少ないために配置していないということでございますので、教職員の方々に御負担いただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に、122ページの小学校運営事業、中学校も同じかと思うんですけれども、校務支援システム利用料について、この校務支援システムの内容は、いろんなことができるシステムだと思うのですが、そのうちのどんなことに使われていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  北海道校務支援システムにつきましては、指導要録の作成、出席簿管理、通知表の作成、グループウエア、出退勤の管理システムを使用しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 現在、通知表と指導要録は、これで全部の学校が行っているという捉え方でいいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に123ページ、小学校費の中の(4)東光小学校屋外トイレ整備事業についてですが、内容についてお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  東光小学校のグラウンドの横にある屋外トイレについてなんですが、旧式のくみ取り式のトイレでございまして、老朽化が著しいため、その解体とリースによりまして新たに整備を行う内容となってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 古いトイレについては、女子のトイレが4つぐらいと、男子のところは2人ぐらい使えるようになっていると思うんですけれども、このリースだと何人使える状態になっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  リースは1台のみの配置となりまして、不便な部分もあるかもしれませんが、学校のトイレを利用していただこうと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 1名分ということですが、少なくないですか。  運動会などの行事があるときは、どのようになりますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  まず、1台で少ないのではないかというお話なんですが、これにつきましてはあくまでも緊急用ということで、グラウンドから校舎まで遠い部分がございますので、急に使用したいという場合について配置するということでございます。  それから、運動会の行事につきましては、学校側の予算をもちまして、ほかにリース数台、3台4台程度だったと思うんですが、配置をしているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 今までの運動会のときのリースは、保護者向けのリースのトイレだったと思うんですけれども、それにプラスアルファ子どもたち用のトイレも、学校のお金でリースするということになるんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) 現状におきましては1台のみの配置となってございまして、こちら学校とも協議しているんですけれども、基本的には校舎のトイレを使用していただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 学校とよく相談してほしいんですけれども、運動会になりますと、学校の校舎まで行って戻ってくるというのは、運動会が成り立たなくなる可能性があるんです。その辺を相談してほしいと思います。  予算できれば組んであげてほしいと思うんです。そういうことも述べておきます。  次、124ページ、今、GIGAスクール始まるようですけれども、GIGAスクール支援委託料の内容についてお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  こちらにつきましては、市内の小・中学校、児童・生徒1人1台端末を配備したことから、こちらの端末を有効活用するために、GIGAスクールの支援業務を委託して、授業での後方支援や、教材の使い方などの紹介などにも対応して、学校からの問合せや、支援に対応するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) これは専門の方が配置されるということになりますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  こちらにつきましては、各校月1回程度の巡回訪問型で、日程を調整した上で回っていただいて、支援していただくような内容になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 緊急的に困ったときには、どういった対応になりますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  まず、サポートに当たらせていただいているのが我々学校教育課でございますし、その他緊急の状況におきましては、業者とも連絡を取りながら対応させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次ですけれども、125ページの小学校費、それから同じように128ページの中学校費にもありますが、(2)教育扶助事業、就学児援助かと思いますけれども、いつの時点で、どのように周知するか教えてください。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  周知についてなんですが、在校生につきましては、既に在学期間中に、3学期のうちに新年度に向けた周知を行っているということでございまして、新入学の児童・生徒に関しましては、入学通知書等に合わせてお知らせをしているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 今コロナ禍ということもあるので、例えば年度途中で生活の状況が変わって、この制度を受けたいといったときには対応できるようになっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  こちらの教育扶助事業に関しましては、先ほども答弁させていただきましたが、生活保護基準の1.3倍の収入基準の目安というものがございまして、新型コロナウイルス感染症等の状況によりまして収入が下がった方が、この基準に達しているような状況にございましたら、申請をいただき、審査をさせていただいた中で、認定をさせていただくと。認定をさせていただいた場合におきましては、翌月からの支給対象となるということになってございますので、そのように対応させていただきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 年度途中からでも大丈夫という押さえで大丈夫ですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  年度途中の申請に対しても、対応させていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に、132ページの冬季ロッジ管理委託料とありますけれども、これはどこに委託していますか。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  昨年度までクロスカントリーコース整備委託料の委託先でございましたNPO法人留萌スポーツ協会、実働として留萌スキー連盟ということで、当初想定をしていたところでございましたが、同協会より受託が難しい旨の回答がございましたことから、これまでも実質的に委託業務を担っていただいており、さらには次のページになりますが、今年度から新たに周辺での冬季の活動において、圧雪車等の運行などとも密接に関連してくる冬季スポーツ環境推進事業を受託いただいております留萌スキー連盟とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 次に、133ページの学校給食費について、1年前にも聞いたと思うんですけれども、今、学校における働き方改革で一番最後に残っている学校給食費の公会計化に関わる予算というのは、この中に組まれた状態になっているのですか。
    ○委員長(笠原昌史君) 学校給食センター長。 ◎学校給食センター長(松本洋君) お答えいたします。  学校給食費の公会計化に係る予算につきましては、給食センター運営管理事業の予算の中で対応してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 進捗状況というのはどういうふうになっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校給食センター長。 ◎学校給食センター長(松本洋君) お答えいたします。  学校給食費の公会計化につきましては、国におきましても、社会的な問題となっている教職員の労働時間縮減に向けた有効な手段として、その導入が推進されているところでございます。  また、留萌市教育委員会におきましても、平成31年2月に作成いたしました、学校における働き方改革、留萌市アクション・プランの具体的な取組の1つとして、教職員が本来担うべき業務に専念できる環境づくりにおきまして、学校給食費の公会計化への検討が明記され、年度計画表においては本年度内が実施予定となっていたところでございます。  所管といたしましては、留萌市アクション・プランに沿って学校給食費の公会計化への検討を進めてきたところですが、検討に当たっては、実施体制の在り方や、制度導入に係る経費の課題等が明らかになり、それらが実施課題となって、年度計画表どおりの導入にはならなかったものでございます。  学校給食費の公会計化の主な目的は、先ほど申し上げたとおり、教職員の業務負担軽減でございますが、子どもたちに正しい食への理解や、安心安全でよりよい学校給食を提供する今後の学校給食センターの管理運営についても、学校給食費の公会計化は大きな影響があるものと考えているところでございます。  令和3年度におきましても、引き続き実施課題の整理に努めるとともに、継続的に教育委員会内部での協議や、市長部局との協議を実施するとともに、給食費を現在取り扱う留萌市学校給食会や、給食会の関連団体とも、教職員の業務負担軽減や効率的な給食費の徴収管理について、協議を進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) それで何年度ぐらいから始められそうですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校給食センター長。 ◎学校給食センター長(松本洋君) 実施課題が多岐にわたってございます。今この段階で、実施年度何年度ということは、明言できないものでございますが、引き続き実施について協議を進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 早急にお願いしたいと思います。  次に、134ページの(2)給食センター運営管理事業について、調理員というのは何人募集している状態になっていますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校給食センター長。 ◎学校給食センター長(松本洋君) お答えいたします。  調理員の人数のことかと思うんですけれども、衛生的かつ安定的に給食調理体制を確保するために、給食センター運営管理事業におきまして、会計年度任用区分1適用の調理員14名の予算を計上し、同じく教育費予算の会計年度任用職員配置事業におきまして、任用区分2適用の調理員1名の予算を計上し、計15名の調理体制を予定しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 小沼委員。 ◆委員(小沼清美君) 今現在何名確保できる予定ですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校給食センター長。 ◎学校給食センター長(松本洋君) 今日現在におきまして、調理員は10名となっておりますので、予算と比較して5名ほど足りない状況でございます。何とか新年度までに、5名の調理員を確保したいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 124ページ、スクールソーシャルワーカー活用事業についてお聞きします。この事業の予算が、前年度に比べると4倍ぐらいになっているので、新しい体制になったのか、そこら辺を含めてスクールソーシャルワーカーの事業内容についてお聞かせください。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  スクールソーシャルワーカーにつきましては、今まで御活動いただいていた方から後進の方に譲りたいという申出があり、今年度いっぱいをもって退任されることから、令和3年度は新規の雇用といたしまして、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の有資格者の確保を目指す予算となっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 今、確保を目指すということで御答弁いただいたんですけれども、まだ後進の方はお決まりになっていないということですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  精神保健福祉士をお持ちの男性の方と現在交渉させていただいており、何とか確保できる見込みとなっているところでございまして、ただいま手続を進めさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) スクールソーシャルワーカーについては、数年前から現在の方が後進に譲りたいということだったんですが、なかなか後継者が見つからないという課題がございました。  新年度、報酬が4倍ぐらいに予算化されたということで、ようやく市としても交渉できる状態になったかと思いますので、どちらから来られる方か私は分かりませんけれども、ソーシャルワーカーの、経験を持たれている方かどうかということを確認しておきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  経験といたしましては、ケースワーク等を長い間お勤めされた方ということで、お任せできると考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 昨年から、新型コロナウイルス感染症防止ということで、学校の休校というこれまでになかった環境の中で、児童・生徒が学ばなければいけないということになりますと、今議会の中でも出ていた不登校の問題だとか、心身の変化というのが非常に大きいと思いますので、そこら辺の前任者との移行というか、それが非常に難しいと思いつつ、ここら辺の引継ぎは問題なくできるのかどうか確認しておきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  現スクールソーシャルワーカーの方の活動におきましては、20件程度の児童・生徒の支援をいただいているところでございますが、引継ぎをきちんとさせていただいた上で、対応させていただきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) まだ令和2年度中ということもございますので、この新型コロナウイルス感染症防止の観点から言うと、相談内容についても少し変化があったのかどうか確認したいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  スクールソーシャルワーカーの業務といたしましては、子ども、保護者のお話を聞きながら、問題になっている児童・生徒の心のケアなどしなければいけないというところでございまして、コロナ禍にございますけれども、その影響なども十分に聞き取った中で対応させていただいていると聞いているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 重責になると思いますので、そういうこともみんなで環境的に見守りながら、新しいスクールソーシャルワーカーの方が早く子どもたちを把握できるぐらいの、そういったスキルアップができるように教育委員会としても見守っていただきたいと思います。  同じページのGIGAスクール支援委託料についてお聞きいたします。この事業は本当にコロナ支援ということで、これまでよりもスムーズに全市内の児童・生徒に端末が行き渡ったという事業になると思います。  最初に、もう児童・生徒には行き渡って、既に事業が始まっているのか確認をします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  児童・生徒1人1台端末ということで、小・中学校合わせて1,300台の導入の予定となっているところでございますが、こちらのほうは一斉需要もございまして、端末の用意など非常に時間がかかっているところでございまして、年度末いっぱいまでには整備をして、4月からの利用開始と考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 各授業の中でのこの端末を使った授業は、割合的にどの程度だと教育委員会としては把握をしておりますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  実際には4月からの運用開始というところでございますが、実現させるためにはデジタル教科書などのデジタルコンテンツなどが不可欠でございます。  そこには使い方も含めまして、慣れる必要がございます。そこで、指導体制などをきちんとしていかないといけないというところで、そこをサポートする事業がこの委託料となってございまして、すぐ4月から割合を高くして使用するということではなくて、徐々に割合を高くしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) この端末を使った授業の割合というのは、全国的に統一されたものなのか、各教育委員会に任せられている裁量があるのか、学校単位でそれが決められるのか、この辺もお聞きしておきたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  まず先ほどデジタル教科書の話をしたんですが、それ以外にも統一したアプリケーションを導入する予定になってございまして、そのアプリケーションを用いた形で授業展開していただくという予定になってございまして、そこには学校間で格差がないように利用していただくよう、校長会等を通じまして協議していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 私もそのとおりだと思います。やはり学校間での格差が出てしまっては、これから小学校、中学校、高校と進んでいく中で、大きな差が出てくるということが考えられますので、その辺はうまく足並みそろえてというのは非常に難しいと思いますけれども、頻度についてはある一定程度の決め事が必要なのかと思います。  次に、この4月からということですけれども、まずは指導する先生方への勉強会というか、支援というか、それが一番大切なところかと思いますが、これは4月以降で開催されるんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  こちらにつきましては、支援業務の委託先とも十分話合いをしながら、円滑に進められるように支援体制を考えていきたいと思っておりますので、いつ実施できるかとか、開催できるかどうかというところも含めまして、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 学校の格差の前に指導者のスキルの格差というのが、非常に影響が大きいと思いますので、そのことがあまり大きな格差にならないような形で進んでいっていただきたいと思います。  それから、GIGAスクール支援委託料の中で、期待する効果というのがあって、多様な子どもたちを誰一人取り残すことがないよう、公正に個別に適正化していきたいと、こうあるんですね。多様な子どもたち誰一人取り残すことないようというのは、物すごい重要なことですが、同時にこれは非常に難しいとも思うんですけれども、後方支援というのが相当ないと、こんな目標はなかなか達成できないという、この辺の後方支援の期待についてお聞きをしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  誰一人取り残すことなくというのは、1人1台端末ということでございまして、自宅への持ち帰りなども含めた後方支援ということで、そこにつきましては使い方の部分のお話だと思いますので、この支援業務の中でしっかりと対応していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 全然私の思い違いでございまして、誰一人取り残すことがないというのは熟度という意味で捉えてしまったものですから、そのような質問をしてしまいましたが、今答弁の中で家庭への持ち出しということも、これから可能になるというような御答弁だったと思いますが、これはどの程度の開始時期というか、今年度からそういうことができるようになるのか。ネット環境の整備というのが各家庭において全然違いますので、そこら辺の解消がされなくても、家庭への持ち出しというのを可能だと考えているのか、教育委員会として捉え方をお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。
    ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  委員お話しのとおり、それぞれの御家庭におきまして、ネットの環境というのは異なるものですから、そこにつきましては調査をさせていただいた上で、そのような環境が整っていない御家庭につきましては、貸出しのモバイルルーターなどの整備についても検討していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) ぜひ、家庭に持ち帰ることで危惧することも出てくると思いますけれども、この端末に慣れていく、私たち議員もこのタブレットに慣れるためには、やはり回数をこなすことというのが非常に大きな課題になりますので、学校だけではなく、家庭の持ち出しということが可能になるように、今言ったようなネット環境の整備について、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、132ページの冬季ロッジ等管理事業。このロッジの使用できる日時というのが分からないので教えていただければと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  ロッジの使える日というのが、ただいま持ち合わせがございませんけれども、委託しております留萌スキー連盟がクロスカントリーコースをつくる曜日というのが設定されておりまして、その日については必ずロッジを開けるようにはなってございます。その他イベント、ゲレンデ使用等々については、開けているというところでございます。  後ほど、詳細答弁させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 使うときに、ロッジも使用できるというイメージで捉えました。  今年から留萌スキー連盟がそれを委託されるということになりますが、さっき関連事業として、冬季スポーツ環境推進事業ということで言っておりましたが、これは圧雪車の管理ということなんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  先ほどの御答弁の続きになるかと思いますけれども、クロスカントリーコース整備事業としてやっていたものを、令和2年度から冬季スポーツ環境整備事業ということで、昨年圧雪車を整備いたしましたが、令和3年度には冬季スポーツ環境推進事業ということで名前は変えておりまして、こちらのほうは圧雪車を整備して、市民の健康増進やクロスカントリーコースをはじめとしたスキー競技の整備、それから陸上自衛隊留萌駐屯地の訓練環境の整備等々を図ろうとするもので、スポーツ環境推進事業では、圧雪車に係る燃料、修繕料、保険料、定期点検手数料について所管課で直営の計上をしておりまして、主に交通整備に係る人件費や労災などの保険関係として、冬季スポーツ環境整備委託料を計上しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 121ページの教育委員会事務局統括事業の中で、通学区域審議会委員報酬がありますが、まず内容をお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  留萌市立小学校及び留萌市立中学校の通学区域について、留萌市教育委員会の諮問に応ずるため、留萌市立学校通学区域審議会を設置しているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 学校区域がある意味では自由化したという認識があって、行きたいところに行けるということなのか、その審議なのかその辺をお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  学校区域につきましては、それぞれ設定がございますが、個々の御家庭の事情等に応じまして、ほかの学校区域にも通えるような形で柔軟に対応しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) そうすると様々な事情があって、例えばですけれども、私末広町ですけれども、東光小学校がメインだとしたら、なかなか行けない事情の場合については、本人の事情で他の小学校にも要望を出せば審議も何もなしで行けるということなのか、そこをお聞きします。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  まず御本人に申請をいただきまして、本来通うべき東光小学校と、その子どもが通いたいという学校の両校の学校長の意見を聞きながら、決定するという内容になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 今まで、要望があって行けなかった事例というのはありますか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  基本的には、保護者なり児童・生徒の意向に合わせているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 次に、122ページの小学校管理事業の校舎トイレ清掃委託料の内容についてお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  こちらにつきましては、年2回、夏休み、春休みに、市内の全小学校に対しまして、清掃を外部の方にお願いするという内容になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 私も事情が分からないのですが、小学校のトイレのふだんの清掃というのは、どのような体制になっているかお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  ふだんの清掃につきましては、学校でそれぞれ実施していただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 校務員が清掃しているということなのか、それとも正式な掃除の方がいらっしゃるのか、そこをお聞きしたいんですが。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  各学校で当番などを決めて、児童・生徒が実施しているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) 教育の一環でもありますから、自分の使ったトイレを自分でということで、そういう認識でいいのかと思っています。  それを踏まえて、今回新たに東光小学校屋外トイレ整備事業ということで、予算づけをしていただきましたが、これは第2常任委員会で教育環境の推進ということで今まであったグラウンドのトイレが何年間も使用してなかったという、いざというとき校舎のトイレが遠いという、そういう相談の中から、第2常任委員会で視察もさせていただいて、提案させていただきましたけれども、その中でお聞きをしたいんですが、まず今の使っていないトイレは、解体をするという予算づけをしているということでよろしいでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  解体するということになってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) そうするとその後に、今回はリースで1台ということで、特に使用というのは先ほどありましたけれども、グラウンドのスポーツをする方たちの、学校までのトイレが遠いからということの対応で、新たにリースでトイレを設置するということの認識でよろしいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  使用に関しましては、学校の授業のときに使う緊急用のトイレということになってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それで、確認という意味でお聞きをしますけれども、放課後のスポーツ、小学生でも野球だとかいろいろありますが、それは学校教育の一環ということで、そういう人たちが使用するということでよろしいんですよね。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  少年団の活動につきましては、学校の授業外となってございますが、トイレの利用に関しましては、ずっと開けておくというわけにはいかないもんですから、施錠等をしながら、少年団に関しても使用できるような形で、今後学校と協議をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) グラウンドを使うときに鍵を持って管理をするという認識でよろしいですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  基本的に鍵は学校で管理していただくんですが、違う利用のときに関しましては、学校とも協議をさせていただきながら、鍵の管理について、話合いをしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それでちょっとしつこく申し上げたい。  学校が管理する鍵とは別に、トイレ自体の管理は学校がするという認識でよろしいんですよね。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  委員のおっしゃっているとおり、学校が管理するという内容になってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村上委員。 ◆委員(村上均君) それで、清掃等については、スポーツ少年団等の指導者と今後協議するという認識でよろしいんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  委員おっしゃっているとおり、今後の協議となってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 133ページの冬季スポーツ環境推進事業について、圧雪車を活用し、小学校のスキー授業などとうたっていますが、今年度から神居岩スキー場でスキー授業を始めるんですか。
    ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  昨年度の冬にも、緑丘小学校1校で使用した実績がございますが、昨年11月までに圧雪車を整備いたしまして、この冬ついては、緑丘小学校と潮静小学校2校の使用がございまして、1回は悪天候で中止にはなったんですけれども、各校1回ずつ合計50名の利用があったところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 新年度はまた神居岩スキー場でスキー授業をやるんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  令和3年度も使っていただきたいというところで、まず令和2年度も、年度当初に校長会、教頭会、教育委員会3者での会議で、使ってくださいということをお話させていただき、あと学校教育の範囲になりますけれども、シーズン前に、バスの関係もございますので、何日ということを決めていただいた後、所管に連絡をいただき、前日に圧雪車でゲレンデを整備して事業に備えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) 協力にお金を出すのが留萌市なんですが、そのほかこのスキー授業やりますと言ったときに、今度留萌市は何に協力をしようとしているんですか。 ○委員長(笠原昌史君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐伯忠昭君) お答えいたします。  各学校の希望を聞きながら、スキー授業をどのように展開していくかと、その中におきまして、神居岩スキー場の利用があるということであれば、バスの運行等について協力をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 米倉委員。 ◆委員(米倉靖夫君) この冬季スポーツ環境推進事業の中には、圧雪車の整備と人件費とかしか入ってなかったんですけれども、つい最近もスキー授業やったという話ですが、教育委員会もスキー授業を見に行って、これからどういうふうに新年度に向けて展開していくか、授業を見ながら、この子たち坂登れないなと、そしたら何が足りないとかって、だんだん思ってくるんだよね。歩いていたら体力つくけれども、やっぱりせっかく圧雪車が入った以上、次に向けていろいろ僕は考えていく、新しい年だと思うんですが、どう思いますか。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、じかに見て、何が足りないのか、何が求められているのか、やれないことではなくてどうやったらやれるのかという視点で、進めさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(小林慶一君) 続けて、先ほどの村山委員の質疑の中の、ロッジの使用の曜日について、基本的には火、水、木曜日ということでありますが、そのほかにスキー教室ですとか、学校の授業ですとか、自衛隊の練習ですとか、それぞれによってプラス土曜日が開いていたり、日曜日が開いているというところでございます。  これがなかなかランダムでございますので、所管のほうでホームページに、それぞれその使用月で使えるところをお知らせさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第10款教育費の質疑を終了いたします。  第11款災害復旧費の質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第11款災害復旧費の質疑を終了いたします。  第12款公債費の質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第12款公債費の質疑を終了いたします。  第13款諸支出金の質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第13款諸支出金の質疑を終了いたします。  第14款職員給与費の質疑に入ります。  芳賀委員。 ◆委員(芳賀博康君) 職員給与費で、かなりの金額が計上されているんですが、先日の議論の中でもありました。市として、何名が欠員になっているという認識なのか、まずお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) お答えいたします。  令和2年度、令和3年3月1日時点におきましては、一般会計職員につきましては176名となっておりまして、定員適正化計画との差ということになりますが、定員適正化計画におきましては181名となってございますので、今現在は5名不足しているという状況となってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 芳賀委員。 ◆委員(芳賀博康君) 新規採用含めて、職員の方に、最近定年までなかなかお勤めしてもらえなくて、途中で退職されたりする方もおられます。結局、採用通知を受けても実際に採用の4月1日には来ない方もおられると思います。  もう一方では、定年前の30代半ばぐらいで転職したり、地元にお帰りになったりということで、なかなか職員数がそろっていかない状況が続いているんではないかと思っております。  そこで、新年度に採用する人数についてお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) お答えいたします。  令和3年度新規採用職員の人数ということになりますと、7名が新たに採用となる予定となってございます。内訳につきましては、初級事務職2名、上級事務職3名、初級建築職1名、民間採用1名の合計7名となってございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 芳賀委員。 ◆委員(芳賀博康君) 予算の中で職員給与費を見込んでいるんですが、予算の中だけで収めようとするのか、例えば人材の関係でもし足りない部分があれば、もう少し増やすという形の中で、予算執行をするのか、補正も考えられるんですけれども、予算ありきという考え方なのか、定員適正化計画の差を埋めるために、どういうふうに対応していくのか、そこら辺の認識をお聞きいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) お答えいたします。  現時点におきましては、予算計上しております職員給与費の中で御対応させていただきたいと考えております。  ただ、定員適正化計画におきましては目標数値がございますので、最終年度には、職員数184名を確保できるように、引き続き計画的に採用の確保に努めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、第14款職員給与費の質疑を終了いたします。  第15款予備費の質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第15款予備費の質疑を終了いたします。  次に、歳入の質疑に入ります。  村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 10ページになりますが、市税全般の中での新年度の特徴として、所管で提案しているのはどの点か確認したいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 税務課長。 ◎税務課長(伯谷英明君) お答えいたします。  今年度の市税につきましては、前年度予算との比較で御説明申し上げますと、21億7,620万2,000円で、6,654万2,000円の減となり、前年度当初と比較いたしまして、約3%程度の減となっております。  6,600万円減額の大きな要因につきましては、市税の中の市民税が2,920万円、これにつきましては人口減少や新型コロナウイルス感染症の影響、さらには法人市民税の税率が下がることにより減額となりました。  また、固定資産税と都市計画税が3年に1度の評価替えの影響に伴い、合わせまして4,260万円の減額となったところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) この市税の減少というのは非常に大きな課題になると思いますが、今言ったように人口減少による市民税の減少というのが、非常に顕著にまた表れてくると思っているんですが、そのほかに所管として人口減少以外に、市税に関して何か課題として捉えていることはありますか。 ○委員長(笠原昌史君) 税務課長。 ◎税務課長(伯谷英明君) 人口減少以外に、固定資産税に関しましては、建物が古くなってきて年々取壊し等により減ってきているのと、あと最近の健康ブームで、たばこ税につきましては約1億8,000万円ですけれども、年々減少してきているところでございます。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) そういう大きな課題を抱えている中で、新年度、企業誘致という大きな事業が留萌市に入ってくるわけですので、来年度以降、市税のアップというのが、非常に多く見込まれるのではないかと思っておりますが、今議会においても、幾つかの企業誘致の話もされておりましたので、所管として将来展望として、税金の増収につながるとすれば、どういった金額で、これがアップしてくるのかというのが、もし想定できるのであればお聞きしたいと思います。 ○委員長(笠原昌史君) 地域戦略室長。 ◎地域戦略室長(大塚真也君) お答えいたします。  企業誘致が後々の市税のアップにどうつながるか、シミュレーションできるかということでございますけれども、市長の一般質問答弁でも、すぐに工場や店舗が誘致できる状況ではまだないけれども、着実に進めて成果を上げていきたいということでございますので、まだシミュレーションできる状況ではないということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 次に、16ページの使用料についてお聞きいたします。使用料も減額となっておりまして、特に土木使用料の減少の見込みが大きいわけですけれども、これについてはどのような要因があるんでしょうか。 ○委員長(笠原昌史君) 暫時休憩します。             午後 4時34分休憩  ─────────────────────  午後 4時34分再開 ○委員長(笠原昌史君) 再開します。  財務課長。 ◎財務課長(渡辺剛彦君) お答えいたします。  使用料全体の中で大きく使用料が落ち込んでいますのは、住宅使用料ということになります。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 先ほど住宅管理のことで質問させていただきましたが、やはりその管理をする戸数にできるだけ入居していただくということが、使用料増に結びつくという感じかと思っております。  この住宅関係の使用料が非常に大きいと思いますので、その辺の住宅管理を単純に考えるのではなく、やはり収入を増やすという観点からも、少しく検討していただければと思っておりますが、これについての答弁をお願いいたします。 ○委員長(笠原昌史君) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(安田周史君) お答えします。  委員のおっしゃるとおり、住宅の今後の空き家対策等を考えていきながら、入居に関して増えていくような要因を考えて、使用料を増やしていかなければならないと考えているところでございます。  以上でございます。
    ○委員長(笠原昌史君) 村山委員。 ◆委員(村山ゆかり君) 29ページの留萌市応援寄附金について、お聞きします。約5億円の予算を立てられておりますが、これは現時点でもう既に4億円を超しているという状態もございますので、その予算の計上の仕方としては、現行の数字に近いところを上げてくるのかという感じがするんですけれども、5億円を超える予算を計上するということはできないのかお聞きしておきます。 ○委員長(笠原昌史君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  令和2年度におきましては、おおむね昨年度から1.7倍程度の伸びということで、約4億8,200万円程度を見込んでいるという状況でございます。  ただ、さきに補正させていただいた際には、11月までの現状でいきますと、2倍程度伸びるということで、5億7,000万円程度まで増額させていただいたんですけれども、12月になって少しその伸び率が低下し、予想どおり伸びなかったということもございまして、4億8,000万円程度の見込みとなっているところでございます。  予算につきまして、今おっしゃったとおり、目標をもっと高く持つべきではないかという御指摘だと思いますけれども、私ども、まずは今年度の寄附額を取りこぼさないように、最低限このラインについては維持しながら、努力してまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 ○委員長(笠原昌史君) 他に発言がなければ、歳入の質疑を終了いたします。  次に、第2条債務負担行為の審査に入ります。  質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第2条債務負担行為の審査を終了いたします。  次に、第3条地方債の審査に入ります。  質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第3条地方債の審査を終了いたします。  次に、第4条一時借入金の審査に入ります。  質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 発言がなければ、第4条一時借入金の審査を終了いたします。  以上で、議案第9号並びに関連する議案第18号の審査を終了いたします。  ───────────────────── 散会宣告 ○委員長(笠原昌史君) お諮りいたします。  本日の審査はこの程度にとどめ、散会したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(笠原昌史君) 御異議なしと認めます。  したがって、本日はこれにて散会いたします。             午後 4時39分散会  ─────────────────────...